メンタルを極める 存在そのものが奇跡であることを知ろう

マルチン・ハイデガー。

２０世紀最高の哲学者としての

評価が定着しています。

一方、何を言っているのか

分らないことでも有名。

彼の著書、例えば｢存在と時間」を

読んで心折れた人も多いでしょう。

彼の主張を乱暴にまとめると、

全ては｢存在」に根拠がある。

だから存在ってすごいよね。

素晴らしいよね。奇跡だよね。

でも｢存在」そのものには

根拠はない。

存在が全ての根拠であり、

全てのスタートなのだ。

ということです。

そう。

２０世紀最大の哲学者が

存在は奇跡だと言っています。 

そして遺伝学者　木村資生氏は、

生命が生まれる確率は

１億円の宝くじに100万回連続して

当たる確率と同じと言っています。

そうなると、存在そのものが

偶然と思うことは難しい。

（尤もリチャード・ﾄﾞｰｷﾝｽは

現実にそれだけの無限回に近い

試行が地球レベルでは行われている、

と言ってますが）

そこに偶然ではない何か、

例えば神の存在、があると

考えるしかないのです。

このように我々の存在が何かの必然

だと考えると、我々に起きること

全ても何らかの必然、つまりは〇

と考えるしかありません。

我々は１日に6万回以上の考え事

をしています。

そしてそのかなりの部分が

後悔や心配によって

占められています。

しかし先述のように起きること全て〇

とすれば、心配・後悔は無用。

我々はすべてのエネルギーを

今ここ（ダーザイン）をベストにすべく

注ぎ込めばいいのです。

今回は以上になります。

今回も最後までお読みいただき、

本当にありがとうございます。

心から感謝申し上げます。