メンタルを極める アンドロイド危険論

日本人は特にそうだが、

ロボットに人間や動物などの

かわいいキャラを持たせようとします

これはおそらく｢鉄腕アトム」の

影響でしょう。

鉄腕アトムが作品として秀逸で

あることは認めます。

私だって夢中になって読みました。

しかし、想像してみて下さい。

本当に鉄腕アトムがあなたや、

あなたのかわいいお子さんの

隣にいることを。

私はぞっとします。

ニコニコと可愛い笑顔を振りまく一方

力は10万馬力。

しかも原子力で動いている。

まるで必殺の殺し屋が笑顔の仮面を

被っているような感じです。

これに関連した実験もあります。

ある工場でロボットアームを、

鉄骨むき出しの無骨な元の姿から、

優しい色の柔らか感のあるカバーで

覆ってみました。

結果、工員の作業に明らかな停滞が

見られ、精神的にもダメージを

受けていることが分りました。

危険なものは危険な体をしていて

ほしい。ということです。

危険なものがフレンドリーな外観を

持っている。その２重性に、

人間は不安を感じるのです。

目が笑ってないのと同じ状況。

ロボット・ＡＩはその機能を

発揮するのに最適な形を

追及すればいいのです。

そうすれば機能と外観は一致。

私はＡＩ化の時代は素晴らしい

時代だと思います。

これまで人がやらなければ

いけなかった作業のかなりの

部分をＡＩが肩代わりしてくれる。

より正確に早く高品質に倦むことなく

仕事をしてくれる。

素晴らしいことじゃないですか。

勿論そうなった時、我々人間は

何をすべきかは真剣に考える

必要があります。

でもＡＩ化の未来は明るいと

私は思っています。

但し唯一の心配が、アンドロイド化。

かわいい仮面を被せること。

唯一この失敗がＡＩ化が人間を

不幸にするリスクありと思っています

アンドロイドを見て｢かわいい」

などと言う。

自らの感性の鈍さと、救いようのない

脳みその腐り具合を世に公表してる

ようなものです。気をつけられたし。

今回は以上になります。

今回も最後までお読みいただき

本当にありがとうございます。

心より感謝申しあげます。