メンタルを極める アンビバレントな自分を見つめる

人は誰でもあらゆる面において

2面性を持っています。

自信満々なあなたと不安なあなた。

ケーキを食べたいあなたと、

食べたくないあなた。

彼の事が好き、でも嫌い。

理想と現実。

といった具合。

目標達成についても

できると思っているあなた

できないと思っているあなた

が必ずいるはずです。

できると信じればできる。

それは事実ですが、でも

「できないと思っているあなた」を

無理やり無視しようとしても無理。

心のどこかに残ってしまう。

無理やり無視しようとすればするほど

その存在は大きくなってしまう。

「赤い象なんて決して思い浮かべない

で下さい」と言われれば言われる程、

赤い象が頭に浮かんでしまうのと

同じ原理です。

ではどうしたらいいのか。

できると思っているあなた。

できないと思っているあなた。

双方を認め、あなた自身はその2人を

一段上から「おやおや」と見つめている

存在だとイメージするのです。

弁証法の正反合の合にポジショニング

する。

弁証法とは相矛盾するものの間を

行ったり来たりしながら、進化を

していく過程。

通信手段として手紙があったが、

やがて電話に主流が移った。

そして今度はe-mailが登場した。

これも弁証法的過程。

時間の流れの速い現代において、

手紙はいかにものんびりしている。

即時に通じる電話が主流に。

でも手紙のいいところもある。

情報を正確に伝えられる。

読みたい時に何度でも読んで

確認できる。

だから電話の即時性を残しつつ、

手紙のいい所も併せ持った

e-mailが登場した。

一度に大量に発信可能。コスト略０。

そしてこの螺旋的発展は当然まだ

続きます。

Skypeやスマホ、ラインなどが

それに該当するのかも。

私は詳しくないのですが。.

さて、

できると思っているあなた。

できないと思っているあなた。

の二人を上から見つめるあなた。

丁度先程のe-mailのポジション。

この２人のいいとこ取りした、

一段次元の高い存在に

進化することを意味します。

できると思っているあなたの

いい所。

それはポジティブな所。

ではできないと思っているあなたの

いい所は？

そんなのあるの？

あります。

それはできない理由を知ってること。

できない理由を潰していけば、

自ずと目標を達成できますよね。

そう、やがて元々の

できると思っているあなた。

できないと思っているあなた。

は消えて、マインド的にも理論的にも

「できる」あなたが生まれるのです。

それを強く意識して下さい。

弁証法というと、何か難しい

哲学用語の様に思うかもしれません。

でも上記のように実は日常あらゆる

局面で登場してきます。

そして何よりも道具としてなかなか

「使える」のです。

今回は以上になります。

今回も最後までお読みいただき

誠にありがとうございました。