メンタルを極める 有効期限が短いほど活用されるというパラドクス

例えば商品券。

有効期限が短いものと長いもの。

どちらを選択しますか。

普通長い方を選択しますよね。

いつ使うか。自由度が高い。

当然使える機会も、期限が長い方が

多いだろう。

誰もがそう感じます。

しかし、実験は予想外の結果を

示しています。

有効期限が長くなると、

使わずに失効してしまう確率が

高くなる。

何故か。

有効期限が長いと、慌てて使う

必要は無い。

ついつい、｢明日にしよう」

翌日また｢明日にしよう」が

繰り返される。

｢明日にしよう」が習慣化され

マヒしてしまう。

期限当日になっても、忘れてる

わけではないのですが、

｢もうどうでもいいや。いつもと

同様明日にしよう」

こんな感じで失効してしまうのです。

人は先延ばしできるものは、先延ばし

する傾向がある。

先延ばしを繰返すと習慣化し、

更に先延ばしする傾向がある。

ということなのです。

期限が短いと、早く使わねば、

という感覚になりやすい。

期限までは先延ばししてしまうことが

あるかもしれませんが、習慣化までは

行かないので期限には使ったりする。

結論は、有効期限が短いほど

活用されるのです。

商品券は管理も大変ですし、使って

もらって関係を築くためのもの。

だから、期限は短めに設定すべき

だと私は思います。

でも、返金保証はどうでしょう。

これは期限を長めにして、

使われないようにするのが

賢いかもしれません。

実践の場で、色々と応用・活用

してみてください。

今回は以上になります。

今回も最後までご覧いいただき

まことにありがとうございました。