メンタルを極める 質問すると脳は答えを必死に探す

質問。
日常よく使われるものではあります。

でも、多くの人はその使い方が下手。

例えば同僚の女の子が、
(私なんかこの会社に必要ないんじゃ
ないかな)
という悩み相談をしてきた。

その時多くの人が、

(何故必要ないと思うの)

と質問してしまう。

そうするとどうなるか。

脳というのは、質問されると
無条件の反応として、
その答えを一生懸命探そうとする。

ということは女の子の脳は、
自分が必要とされない理由を
探そうとする。
一生懸命に。

まあ、あれやこれや理由は
出てくるでしょうね。

結果女の子はますます落ち込む。

これでは相談を受けた立場としては
大失敗。

質問がマズかったのです。

じゃあ、どんな質問をすれば
いいのか。

色々考えられますが、例えば、

(もし、〇〇ちゃんがこの会社に
いないとしたら、
僕たちが困ることは何か。
考えてみてごらん。)

こうすると、女の子の脳は
その質問の答を探し始めます。

一生懸命に。

まあ、誰でも最低1つや2つは
答を見つけるでしょう。

少なくも立ち直りのキッカケは
与えてあげることができる。

質問の仕方一つで。

あるいはデートの時の会話で
相手を楽しませたいと思う。

そんな時は、楽しい思い出を
リアルに思い出させてあげる。
そんな質問が有効です。

(〇〇の花火大会行ったんだってね。
どうだった)

という具合に。

その後はできるだけリアルに
思い出しイメージしてもらうべく、

何がどう見えたのか
何がどう聞えたのか
何をどう感じたのか

という、リアルに思い出させる
質問を重ねます。

楽しい思い出をリアルに頭の中で
再現しているのですから、
彼女は当然たのしんでくれる。

あなたと一緒にいると楽しい。
という感覚を持ってくれる。

そして、この時彼女の意識は
内向きになっている。
イメージしてる時はそうなんです。

つまりトランス状態に入っている。

いい思い出を再現させてくれた
あなたとの間にラポールも
築かれている。

このラポールは、質問を詳細に
すればするほど、強力になります。

共感してくれてると、感じるのです。

とにかく、略催眠状態なのです。

ですからここで、

(今度は僕と花火を見に行こうよ。
もっと楽しいよ。)
なんてお願いは大概OKされます。

いや、ホテルに誘っても・・・・

また、相手に痛みをリアルに
思い出させるのも、
似たような効果があります。

こちらは、セールスや宗教の勧誘
などでよく使われるテクニック。

ですから、あなたは使う必要はない。

(楽しい思い出)テクニックだけ
使えばいいのですが、世の中には
こんなテクニックを使う人もいる、
ということは知っておいて下さい。

困っていることを聞いて

あなたから何を奪っているか
どれだけお金を失っているか
どう感じているか

等を細かく質問し、相手にその
痛みをリアルに感じてもらう。

その間、
(それはイヤですよね)
という共感の言葉も欠かさない。

そして最後に、その解決手段を
提示してあげる。

トランス状態の相手は・・・・

このテクニックは相手のためにも、
そして相手を騙すためにも
使えます。

あなたは絶対に相手のために
使って下さいね。

今回は以上になります。

今回も最後までお付き合いいただき
本当にありがとうございます。

心より感謝申し上げます。