関東のお客様から、レターパックが届きました。
「アクセサリー」と書いてありますが、手触りを生業(なりわい)にしている手でのリサーチでも、中身は予測不能。
開封すると・・・

空けてあるチョコビスケットの箱と、素敵な美術館の絵葉書。
お菓子に限っては、ファミリーマー○さんで買った感じで。
そうそう、人が食べてるものって、美味しそうなんですよね。
ちょうど「一口頂戴!」って言いたかったところ。
なんでやねん!
気仙沼弁しか話せませんが、聞きかじりの関西弁とノリツッコミもポロリ。
ミシン線すっかり空けてありますよねっていう箱のお口を留めているテープはかわいいです。
なんでしょう、この休ませてもらえない感じ。
恐る恐る箱を開けると・・・

ジャーン!!
ストライクど真ん中のかわいいブローチ!
嬉し過ぎます。
お葉書には「笑って下さい」とのことでしたが、センスの良さと上手さで、笑うところが分かりませんでした。
箱は、「熊の鼻が潰れないように」そんな繊細なレディーの心遣い

・・・。
人は見た目じゃないっていいますが、箱も見た目じゃないです。
ギャップって、心を撃ち抜かれるんだなと、自分を観察したりしつつ。
センスのよいお客様作ブローチに一目惚れした日。
張り切って出張バックにつけました。

父から譲り受けたボストンは、わたしのところにきて10数年。
クッタクタですが、この大きいサイズ、ほとんど入荷しないそうで、なかなか手に入らないのです。
なので、ジェーン・バーキンのカゴバックくらい使いこもうと思っています。
おかげさまで、疲れたバックが可愛くなりました。
宝物、大切にいたします。
わざわざお送り下さり、ありがとうございました。