やっと気仙沼 | 女性のスタイル研究女 仙台

女性のスタイル研究女 仙台

仙台で女性のスタイルを整えるお手伝いをしています。

我が家の車の納車についていきました



ちょうど大阪から


同級生が


仙台で乗り継ぎする日だったので


「トラックに乗ってく?」


ということで


仙台でピックアップ!



あんなに快適だった三陸道はうねり


上下に揺さぶられ首や肩が緊張するなか


気仙沼を目指す




海を一望できた気仙沼線の線路
Body care Room-1
実家に帰る時に使っていた線路が


土手から落ちています



我が母校気仙沼中学校


この景色は変わらないのに
Body care Room-3
避難所なので


ベランダに洗濯ものが干してあります
Body care Room-2
家族がここにお世話になっています



母の案内で室内まで行きました



使っていなかった


折りたたみテーブルを送ったら


それを中心にさい部屋を作っていて


それを見せてくれました・・・



両親が浮○者になってしまったかのように感じ


涙が出そうになりました



お掃除当番があるそうです



まさかこういうことで


また学校を訪れるとは思いませんよね



実家の焼け跡を見に行く途中の魚市場前
Body care Room-2
土嚢の奥が本来の道路で


完全に冠水したため砂利や土を盛り


昔のような道路を作っている途中のようで


水たまりに突き当ると行き止まりです



自宅を見に行きたくても


行けない人も多い



捜索中の地域も多く


立ち入り禁止の地域がよくあります



実家に行くと


暖炉の跡がありました
Body care Room-1


小学校一年の時の通信簿を発見
Body care Room-3

通信簿の後ろになぜか


ご成婚祝いの切手が

Body care Room-1
くっついていました


実家の前の公園の岩
Body care Room-2
よくこの周りでお花見したな


ここからジャンプするのが


私の使命でした



すごい好きだった桜の木
Body care Room-3
家族に内緒で登って


中間にある太い枝を


お腹に指して悶絶して帰ってきたっけ




沿岸部もそうでしたが


建物がなくなり遠くの海や空が見える
Body care Room-1

こんなに空が綺麗なのに


むしろ嫌味に感じるこの心




あんなに好きだった桜も同じ


恨んではいないし綺麗だとは思う



あんなに地震の日に


ここまでするかというくらい


寒く雪が降ったのに


ケロッとしている気候が怖い



そして何より


海が青かったことが怖かった



Body care Room-2
夕日も綺麗だ


でも、それだけだ



仙台に戻ると


増えている新緑に気がつく
Body care Room-1

「仙台たいしたことねんだろ?」


と言われたことがありました



私には心ない一言に思えましたが


言った本人は忘れているはず



あの時の状態は


同じ時間を共有した人にしか


分からないかもしれない



地震後一週間のハグは


生きていた人に会えた時のハグだった



形式でもなんでもない


戦争に行ってきた人


帰って来た人みたいだった



被災地にかかわる


多くの人が言っている


「精神状態のアップダウンがひどい」


そうだと思う



もの凄い世界を生きている



そう、生きているんだ


痛みがあるのは生きている証拠