久しぶりの休日、ベッドに沈んでいると、とりとめのない観念が炭酸みたいに天井にむかってのぼっていく。
ひとつひとつはなんということはない。
なんということはないのだが、ざわざわ、ちくちくとした舌触りだけが、なんとなくベッドと天井の間の空間に満たされていく。
果たして、今から出会う誰かと濃密な時を過ごしたとして、幼い頃よりさまざまな思いを交わしてきた人間を越えることはないように思う。
もはや僕の世界は上へ横へとのびることはあっても、地中へとのびていくことはきわめて困難だ。
丸裸になった自分の背中をあたためる類の存在には、―仮に出会えたとしても―すでに存在するかけがえない知人たちを越えることはないだろう。
死が近づいている。
それはそれは気づかないうちに、そしてそれはなんとなく幸せなことだ。
コーラが飲みたい。
あついシャワーをあびて、コンビニにいこう。
久しぶりに戻ってきた地元はやっぱりあたたかくて、目をつぶってたって歩けるような街並みがどこまでも続いている。
落花生とディズニーランドと成田空港くらいしかないと言われたって、ここが生まれ育った場所で、少し入れ替わった駅前の店に気づけるくらい僕はここの歴史を知っている。
寂れてたって別にかまわない。
いつか戻ってきたい。
落花生とディズニーランドと成田空港くらいしかないと言われたって、ここが生まれ育った場所で、少し入れ替わった駅前の店に気づけるくらい僕はここの歴史を知っている。
寂れてたって別にかまわない。
いつか戻ってきたい。
平日だってのに街をウロウロさまよって、
これで仕事だって言えるのかい?
だがなぁ、そんな中に誰も知らない話ってのは転がってるわけで、そんなふうに舌のすべりでまわりをやりこめれば僕の徘徊は一気にあらまほしき行動になるんだぜ。
じゃあ左手にもったマンガの袋はなんだってんだ。
1日1時間与えられた昼食のお供さ。
そうだよ、なあ、なにもうしろめたいことなんかありゃしないんだよ。
問題はこの暑さと、なんとも言えない虚無感。
なにが僕を満たすんだい。
そんなの自分でどうにかしろってんだ。
病院はいいよ。
病院はいい。
もう少しここにいようか。
これで仕事だって言えるのかい?
だがなぁ、そんな中に誰も知らない話ってのは転がってるわけで、そんなふうに舌のすべりでまわりをやりこめれば僕の徘徊は一気にあらまほしき行動になるんだぜ。
じゃあ左手にもったマンガの袋はなんだってんだ。
1日1時間与えられた昼食のお供さ。
そうだよ、なあ、なにもうしろめたいことなんかありゃしないんだよ。
問題はこの暑さと、なんとも言えない虚無感。
なにが僕を満たすんだい。
そんなの自分でどうにかしろってんだ。
病院はいいよ。
病院はいい。
もう少しここにいようか。