こんにちは!
音楽家の心身をガイドする!クラリネット奏者、たにうえまみです
2019.7.15(祝) 開催の
『まみたえのココロとカラダ ワークショップ』
~カッコよく、上手く、納得の演奏を手に入れる!~
は、熱心な参加者の皆さんと共に、学び多き1日でした。
・身体の仕組み、演奏する前の身体の準備体操
・頭ー脊椎の関係性
・観察、選択、思考について
ゲームや体操を交えながら、アレクサンダーテクニークの原則をお話しし、
楽しく学べたと感想を頂いています。
引き続き、9/23(秋分の日)、12/28(土)にも開催します。
参加者の皆さんの興味のある所から、発展させていく予定です。
やりたいこと、知りたいこと、疑問、質問を携えて、ご参加ください!!
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さて、今日は、「自分への声掛け」、つまり「思考の癖」について考えたいと思います。
登園前の娘との会話です。
「ママ~、このカメ描いて~」
「自分で描いたらいいや~ん」
「えー、だってー、絶対失敗する~(からママが描いて)」
最近、見たもの(絵、平仮名)を真似して書くがブームの5歳
私が、気になったのは、彼女が使った「絶対」という言葉。
大人ほど、その言葉の定義はないと思います。
お兄ちゃんが使っていたり、周りの影響で言葉を覚えただけ。
それでも、娘の発言からは、
「失敗したくないから、出来そうなママに頼む」
という意図が感じられたので、
「○○ちゃん、失敗って、ないよ!」
「何でもいい、練習だから、何回でも描けばいい」
と伝えました。
娘は、その一言で、鉛筆を握り、カメを描きました
ん?カメ?
「イヌが描けた~!!」
カメから耳と尻尾をつけたら、犬になりました
こどもの創造力は素晴らしい
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さて、大人になった私たちも、こんな思考の癖を持っていないでしょうか?
☑ 失敗するから、ソロは吹きたくない!
☑ 間違えるかもしれないから、発言したくない。
☑ 練習できてないから、レッスンに行きたくない。
自分は、何を恐れているんだろうか?
恐れている事よりも、やりたい事を考えてみたらどうだろう?
「練習」や「実験」の定義を見直してみませんか?
そもそも、「実験」とは、「Aすると、Bになることが分かる」だけです。
「練習」も同じで、「こう考えてこう吹いたら(A)、こんな音が出た(Bになった)」がデータとして分かります。
「A線を描けば、カメ(B)になり、別の線を足せばイヌ(C)になった」という経験が得られるだけ。
あとは、集まったデータを分析して、新しいプランを立てたり、次の実験に活かす!!
だから、練習に失敗はないんですね
失敗を恐れて、つまりは、完璧を求めて前に進めないよりは、やりたいことを考えたり、ハードルを下げて取り組むのがお勧めです
今日から、「練習」の定義を書き替えてみては如何でしょう?
音楽家の心身をガイドするクラリネット奏者/シンキングボディコーチ
【Time Art】 谷上 真実(まみT)
☆身体の動きや思考に特化したレッスンで
もっと楽しく&上手に♪
Mail : tm.cl.concert@gmail.com
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