前回の続きです。
ビーチでお宝を発見!?
https://ameblo.jp/time-tripper-ame/entry-12569873525.html
拡大鏡で覗きながら、小さな砂粒を除去していく作業は何だかワクワクします。
四方に何か?書かれているのは確かです。
上は「濵」のような?
下は「水」のような?
右は「道」のような?
左は「 」わかりまん。
これを手がかりに色々な古銭の画像とアナログなAIで画像照合したところ
上は「濵」→「寛」
下は「水」→「永」
右は「道」→「通」
左は「 」→「寳」
つまり、おそらくは「寛永通宝」でしょう。
銭形平次のアレね。
「寛永通宝」は江戸時代に使われたもので、幕末まで鋳造されていて種類も多くて200種類くらいあったようです。
「寛永通宝」は一文になりますが、当時の価値は蕎麦が一杯16文ほどだったようで、現在の価値に換算すると、500円/16文=31.25円になります。
ちなみに、1両は4000文だったので現在の価値に換算すると125000円なり!
やっぱ小判がほしいわ!
そんなことで、古銭の相場としては50円~100円程度らしいです。
なんと! 残念・・・
状態の良い珍しいもので数万円程度のようです。
サビサビで文字もわからない程に劣化したもにのは価値はなさそうです。
ならば、さらにクリーニングしてやりました!
お塩少々とサンポールがなかったのでトイレハイターを投入!
そこに酢橘を絞って入れると泡ブクブクの劇的な化学反応が起こりました!
ヤバい!「混ぜるな危険」っぽいガスが出たので屋外に撤去!
しばらく放置して錆取りはこんなもんでしょう。
さらにワイヤーブラシで磨き上げて
ご覧とおりです。
最後に歯ブラシでゴシ♪ゴシ♪
どうよ、どうよ、ピッカピッカー!
とても古銭とは思えない黄金色に輝く銅貨です。
まっ、期待した結果とは違ってましたが、でもロマンを感じます。
砂浜に流れ着いたこの銭は、いつどこで誰が落としたのでしょうね。
銭形平次が投げたのか?w
これもご縁ですので、お守りにしたいと思います。
いいことがありますように!
次は小判を探します!