カラダのおそうじセラピスト
猟沢(りょうざわ)博美です
先日、妹との会話です。
コロナに感染してても、
症状が出ない人や軽く済む人は、
免疫力が強いからだよね?
そうだろうね
でもさ、スポーツ選手で何人も出てるじゃん。
おかしくない?
アスリート=免疫力強い ??
日夜ハードなトレーニングをしているアスリートたちは、
頑丈な体に違いない。風邪なんてひくはずない。
こんなイメージありますよね。
『免疫』ってなに?
細菌やウイルスから病気を防いだり、
病気を治そうとしたりする働きのこと。
血液の中の白血球がその働きをしています。
免疫力の70%は、
腸の中でコントロールされています。
「えっ、腸って、
ウンコをつくるのが仕事じゃないの?」
はい、それだけではなのですよ~
食べ物、水分だけでなく、それと一緒に菌や
ウイルスも入り込む危険性のある腸。
だからこそ、それらと戦ったり撃退したりする、
免疫細胞が集まっている場所でもあります。
腸の中でも小腸の「パイエル板」
という部分で待ち構えて戦っています。
有害だから攻撃すべき!という
敵の特徴を学習し、腸で訓練を受けます。
腸で守りを固め、さらに血液に乗って
全身にも運ばれパトロールします。
そして、敵を見つけると
攻撃する戦士となります。
ここで、戦ったり、抗体を作ったり、
毒素を中和したりするのです。
ん~免疫細胞、かっこええー!
しかし、腸内環境が悪いと、
それを良くし整えることで
役目を終えてしまうのです。
だから菌との戦いやパトロールに
専念してもらうためにも、
腸内環境を良くしておくことが大切なのです。
バランスの良い食事、排便、
古い便を溜め込んでおかないことの大切さがわかりますね。
体温を上げておく
体内の細胞たちが活性化し、働きが良くなるのが、
36.5℃程度 といわれています。
免疫細胞は、血液の中にいます。
体温が下がり、血行が悪くなると
異物を発見しても素早く攻撃できません。
体温が1℃下がると、免疫力は30%も
低下するといわれています。
ぐっすり睡眠
細菌やウイルスに対する抵抗力(免疫力)は、
睡眠時に強化され、働きが活発になります。
風邪をひいて眠くなるのは…
細胞たちは、体温を上げて熱に弱いウイルスや
菌を退治しようとします。
他の働きを止めて、
この戦いに専念するため、体を休ませようとして
眠気を強くするのです。
免疫力を高めるために大切なこと
(腸内環境)
□バランスのよい食事
□排便
□身体を温める(体温を上げる)
□ぐっすり睡眠
あれ??
特別なことではないですね。
よく言われる、あたりまえのようなこと。
昔から言われている、誰もが知っていること。
それが免疫力を高めるために
必要なことだったんですね。
免疫細胞は、40歳頃から力が衰えていきます。
その衰えを遅らせるために私たちが、
身体に負担なくできること。
生活習慣を見直していきたいですね。
免疫力の70%が腸でコントロールされている
ことがわかりました。
残りの30%は?
アスリート=免疫力強い ??
の答えがまだ・・・。
長くなりましたので、これは次回に。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
カラダのおそうじセラピスト
猟沢(りょうざわ)博美