キッチンも整う。心も整う。体も整う。家族も整う。

『整う食卓』徳本幸子です。

叔母の自宅を片づけをしました。
片づけを終えた今、明らかに変わったこと。
それは、

亡くなった夫への恨みつらみの言葉が減りました。

いつも耳にしていた周りの人としては

とってもありがたい限りです。

 

片づける前の口癖は

「お金を残してくれなかった」

「なんにもしてくれなかった」

「私はこれからどうすればいいんだ」
の3つが多かったです。

これを何度も何度も繰り返すので
周りの人はどんどん神経がすり減ってきます。

仮に全部事実だったとしても、

音として耳から入ってきますから

決して気持ちの良いモノではありません。

 

私自身、特にこういった言葉には過敏に反応するみたいでして、

こういった類の会話が聞こえてくると

席を変えたり外したり、

場合によっては途中で帰ってしまうこともあります。
あくまでも自己防衛です。

お話することは自由ですからね。

 

叔母を面倒見ている叔父夫婦も
悪気はないのはわかってても

うんざりしてました。

片づけの間も
叔父の出てくるもの出てくるものに対して

「こんなものばかり残して、お金を一銭も残さなかった」

とず~っと言ってました。

片づける側からすると、
叔母のゴルフの道具、ダンスの衣装。
買ったけど来てない洋服。値札が付いてるモノがたくさん。
積み重なったカバン。
積み重なったカバンの中には、必ずと言っていいほど

ポケットテイッシュが入ってる。

人の文句ばっかり言ってるんじゃないよ!

と思う事ばかりです。

 

ちなみに私はこの叔母が大嫌いです。
母の事を追い詰めた叔母が大嫌いです。
片づけ終わった今でも、前と同じくらいに大嫌いです。

 

片づけを終えた今。
変ったこと。

 

「こんなものばかり残して」

の「こんなもの」がないので

この言葉がなくなりました。

 

悪口自体もモノがないので

思い出す原因がないですから

圧倒的に減りました。

 

「私はこれからどうすればいいんだ」
もなくなりました。
この言葉がなぜなくなったのか?とっても不思議でした。
だって、

「これからどうすればいい」って
片づける前と後で全く変わらない悩みだと思うんです。
でも、よく考えてみた結果、
亡くなった夫に頼ってたということの現れだと思いました。

読み替えると

自分にとって不必要なモノばかり、
自分で決断できずどうしていいかわからない。

自分で決断できない代わりに、

今は亡き夫が全部判断してくれてたということなんですよね。

と私は理解しました。

(叔父が残したレコードの一部です。売却したら15万程度になりました)

これをなぜ書こうと思ったかと言いますと、
叔母は近所のお店でもいろんな話をします。
当然、容赦なく人の悪口も言います。
悪口をいつも聞いてくださってる

もとい

話し相手になってくださってるお店の方から

「最近、変わったね~。文句が減ったよ;笑」
と言われたからです。

何度も。何度もです。

 

叔母は判断能力が低下してます。

低下する前も口が悪かったです。
そんな人の口から出る嫌な言葉が減ったということは、

日常の風景に嫌な言葉の原因となるものがあったからです。
日常の風景を見て言葉が出てたんです。
私たちは出そうになる言葉を抑えることはできますが、

判断能力が低下してくると、

そんなリミッターは全く利きません。

 

日常の風景から言葉が出る。

普段何気なく見ている風景、

すなわち、自宅や職場などなど。

知らず知らずのうちにその風景を基準に

自分の発する言葉がつくられてるんです。

 

言葉を変えよう!変えよう!と思って

変えることもひとつの方法ですが、
自然にいい言葉がでる仕組みを作る。

「片づけ」をして

普段目にする日常を変えれば

自ずと言葉も変わってくると思います。
いや、変わるんです。


 

変わりたいけど変われない。
思い切ってなにかしたいけどできない。
だったら、普段目にしてる光景を
変えてみませんか?

大嫌いな叔母が身内と近所を巻き込んで

証明してくれた

普段目にする風景がいかに大切か?

片づけがいかに大切か?

のお話でした。

最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。

 


 

 

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