キッチンも整う。心も整う。体も整う。家族も整う。

『整う食卓』徳本幸子です。

 

今回は、
他人様が目の前で頑張ってる人を信じる。

他人様の厚意に甘える。
当たり前のようであたりまえでない。

出来なかった私が出来るようになったお話です。

 

今迄のあらすじ
栃木の静かで自然が綺麗なところに別荘を持っていた私の父ですが、

父の弟に貸したところ、警察から電話をもらうことに。

ご近所に大変な迷惑をおかけしたため、

二度とこんなことがないよう、

別荘のコトとモノを片付けるために、

東京~栃木の奥へ何度も往復することとなりました。

所有者である父親は

やってあたりまえ。代わりに全部やってこい。

(私は父の弟がやらかしたことについて今迄何度も頭をさげている)
もくもくと作業しているところに、

お隣さんと地元水道業者さんのおじさんが

協力してくれることになりました。

 

別荘の片づけなので、何度も現地へ行って、掃除しながら

何度もモノと向き合い、何度も処分場へ往復しました。

その中で、収納スペースっているの?と思いました。

ほとんど使わない別荘なのに、しまうものってないのでは?

 

ご近所にたいへんな迷惑をかけた別荘の片づけなので、

季節を変えながら取り組んでいたんです。
そうしたら、「虫」の種類と量が季節によって違うんです。

行くたびに布団を全だしして虫干しするのですが、

布団の間から大量の虫の死骸が出てくるんです。

「ひゃ~~~!!!」

これをどうしたらいいのか?全く分からなかったので、

お隣さんにご紹介していただいた水道屋さんに電話しました。

そうしたら、元気のいいおばさんが

「そうけ~~。帰りにご飯でも食べながら、お父さんと話すといいよ~~」

 

藁にもすがる思いで、水道屋さんにお邪魔しました。
 

さすが温泉地の水道屋さん!

75歳過ぎてるご夫婦なのに、元気もりもり。おはだぴかぴか!

 

大きな居間で、昼ご飯を一緒に食べながら、

水道屋さんに

今迄の経緯を説明し、

今回の「虫」の話をしました。

 

そうしたら、

「虫が虫を呼ぶから、丁寧に掃除したほうがいいよ~~」

 

ええええ~~~
そうなの~~~

長期不在にするときの虫対策。

バルサンを炊いて別荘を後にすることは鉄則だそうです。

そんなことも知らず、文句ばっかり言ってる私が恥ずかしかったです。

 

水道屋さんはいくつか別荘の管理をされていて、

父の近くでも幾つか管理をなさってるそうです。

ご紹介いただいたお隣さん、本当にありがとうございます。

以降、私は、虫対策を徹底し、
虫が虫を呼ぶという言葉の通り、虫の痕跡を無くすために、

窓ガラス・サッシのレール、たたき、雨戸、戸袋。。。

全て丁寧に清掃しました。

 

繰り返してたら水道屋さんのおっしゃる通り、虫が少なくなってきました。

その間水道屋さんのサポートは厚く、

定期的な草刈りのお知らせ

本格的な冬に入る前の水抜き

本当に助かりました。

 

私も定期的に別荘へ掃除しに行くので、

伺う前は水道屋さんに連絡しました。

 

水道屋さんにお願いしたこと。

別荘の収納を撤去する工事。

押し入れがかびたので、床のはりかえ、

のみならず、通気口の設置。(なかったのね。。。)
ガレージに獣が入らないように、防止策の提案と見回り。

真冬とっても寒い地域なのに、水回りの管が寒冷地仕様でないことを見つけてくれたり、

などなど。

 

本当にありがたかったです。

 

そんな水道屋さんから

「あなたが真正面から取り組んでる姿見てると、気持ちいいよ!」

とかけられた言葉は、私の宝です。

 

 

掃除、管理を続けてたら、

「売っていただけませんか?」と何件か問い合わせをいただきました。

父親に相談したら

「売りません」と答えました。

心の中で、

「使わないくせに、掃除もしないくせに、ありがとうも言わないのに。

使わない不動産に、年間どれだけ経費かけてるんだよ~~!!」

と文句たらたらの私がいました。
 

結局、何年後かに知り合いに買ってもらうのですが、
決め手は、

「中がすっきりしてて使いやすそう」
という理由でした。

 

私は売却が決まる直前に、水道屋さんとお隣さんに挨拶へ行きました。

今迄ありがとうございました。

その節は大変お騒がせして申し訳なかったです。

騒がせたのにもかかわらず、声をかけていただき、

おかげさまで家に命がまた宿り、人様に注目されるようになりました。

売却まで時間がかかると思うので、その間、何かあったら連絡ほしい事。

これを伝えに行きました。

 

冬直前の出来事だったので、

本格的に雪が降ってしまうといけなくなるので、

すぐ向かいました。

帰り道、雪がちらちらと舞いはじめ、

早く帰らなきゃ!と思いました。

 

翌日、季節外れの大雪がその地方に降った後、

オリンピックも延期になった例の騒動になるのでありました。

 

今思えば、すぐ伺ってよかったです。

なぜならば、騒動の期間中に、

水道屋さんが突然体調を崩してしまい、

あっという間に亡くなってしまったお知らせがあったのです。

 

 

この別荘の片づけですが、

モノの片付けもそうですが、

コト・気持ちの片付けも一緒にしました。

 

私がこの騒動で得たもの。

目の前で頑張ってる人の言う事を信用する。

と決めたことです。

 

「うちは○○だから、こんなことしないでくれる?」

「うちは○○だから、近所に迷惑かけないでくれる?」

「うちは○○だから、変な友達と付き合わないでくれる?」

 

だって、みんなでやらかしてる弟、守ってるんだもん。

そんなことしてるくせに、私の行動を制約し、更に仲間を「変な友達」

ってなんなのこの人達!

子どもだからって、血がつながってるからって、

あなたたちの役目を子供に押し付けるっておかしくないですか?
私はそれ以上に、目の前の頑張って人の言う事を信用する!と思い、

ば~~~んとそのしがらみから飛び出しました。

いい歳ぶっこいた大人ですが。

ちょっと乱暴なやりかたでしたがそうせざるを得ませんでした。

 

こんなことがあったから

モノ。こと。気持ちに向き合う片付けの資格である

ライフオーガナイザーを取得するきっかけとなりました。
モノだけでは解決しない、奥底の問題点。

根本から片付けて、「カタ」つけて、

人生真正面から生きていきましょう!!!

 

全部で5回。長くて失礼いたしました。
途中、止まってしまう時期がありました。

しかし、私と同じようなお悩みの方にとどくといいなという思いで書きました。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

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