キッチンも整う。心も整う。体も整う。家族も整う。

『整う食卓』徳本幸子です。

今日のテーマは、
管理しやすくするために取った行動に対して、

温かい言葉、力を貸してもらい、
考え方が変わったというお話です。

父が持っている栃木の静かで落ち着いた温泉街に作った

親孝行で建てた別荘を、
父の弟が近所迷惑な使い方をし、クレームが発生したことを

きっかけに、
モノやコトの持ち方やあり方、片づけについて
いろんな敬遠をさせていただいた
というのが今迄のあらすじです。

 

父から別荘はあまり使わないけど、

近所に迷惑をかけたくないという管理の方法を命じられた私は、

とことん、塩原の別荘に向き合う決意をします。
私のものではないので、判断基準として

生活必需品は4人分程度、
状態のいいものは残す。

骨董品類は必ず聞く。
これでスタートしました。

 

 

2階建てなので、まずは2階から着手しました。
押し入れの布団を全部屋根に出して干す。
その間、戸袋を全部出し、状態をチェック。

幸いなことに、押し入れには必要以上の布団があるのと、

古いテレビとストーブのみでした。

お陰様で丁寧に掃除機をかけ、布団をチェックし、

廃棄する布団を選び、状態のいい布団を収納しました。

 

時間が余ったので、

じゃあ。1階の押し入れに着手したのですが、

開けた瞬間。。。

 

「かび臭い」

 

中のモノを全部出したら、なんと、

床が湿ってカビだらけで傷んでたんです。

 

なので、また、布団を屋根に出して、

1階の押し入れ周りを掃除したのち、

布団をチェックし、
いい布団だけを残そうと、屋根で作業していたら。。。

 

お隣さんが声をかけてきてくれました。

 

「大変ですね。一緒にお食事でもいかがですか?」

 

と窓越しに声をかけてくださいました。

大変ありがたい話ではあるのですが、

東京に戻ったらたんまり仕事があるので、

丁重にお断りをしました。

 

その時、「あ!」と閃いて、

 

「その節はご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

先日のようなことが二度とないように、

家の中を細かくチェックし、清掃している最中です。

そうしたら押し入れがかびてるのを見つけまして、工事をしようと思ってます。

差支えなかったら、どなたかいい業者さんを紹介していただけますか?」

 

と申し上げたところ、

お隣さんに出入りしている業者さんを紹介してくださいました。

連絡先を伺って、お電話し、
早速帰り道によらさせていただくことになりました。

 

 

その業者さんは地元で長くお仕事されている

水道工事屋さんでした。

私の困ってること、これから困るであろうことをお話しました。

しかしながら、私の判断ではお願いできないこと。

父親の決済があって初めてお願い出来ることを丁寧に説明したら、
「いいですよ~~」と気持ちよく返事を頂くことができました。
 

誰にも相談できないことを、

お隣さんが声をかけてくれて、

相談できる人を見つけることができました。

頼ることが苦手、誰にも相談できなかった環境で育った私にとって、

この瞬間は今でも忘れられません。

 

この件から、
①掃除している人には必ず挨拶をすること

②困ってそうな人、頑張ってる人には声をかけること

この2つをする!と決めて実行しています。

掃除してる人、困ってる人、頑張ってる人って、

モノごとの本質を見る機会が多く、

様々な感情を抱きながら取り組んでることが多いのでは?と感じたからです。

 

目の前の一生懸命な背中、後ろ姿。

それを信じてこれから歩んでいこうと思いました。

 

次回は、お隣さん・業者さんを通じて感じたことをお伝えします。

血のつながりより、目の前の一生懸命を大切にするようになった

出来事です。

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました。
 

 

 

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