キッチンも整う。心も整う。体も整う。家族も整う。

『整う食卓』徳本幸子です。

私は片づけを生業としていますが、

片づけを学ぶ遠い昔に、

「父親の残置物撤去」をいたしました。

(父親はまだ元気です)
その頃のお話を分けてさせていただきますが、

片づけたのは大きく3つ。

①モノ

②コト

③身内の人間関係

でした。

片づけを気持ちから学ぼうとするきっかけになったエピソードです。

 

 

私と私の父は、東京下町に住んでおります。

父は下町の自宅のほかに、栃木県の塩原に家を持ってました。

父の母、すなわち私の祖母が温泉大好きだったので、

温泉をひき、家を建てました。

父のお客様のご紹介で購入したそうです。

 

高校2年の時に出来上がりました。

とっても静かできれいなところでした。
父には

「開けておくのはもったいないからどんどん使っていいぞ!」

といわれ、

こんなにきれいで静かなところは、

綺麗に使うぞ!と決めました。

 

 

仲間と遊びに行ったとき、

たまたまいた元気なころの祖母の手伝いをみんなしてくれました。

大好きな植木を植え替えたり、

話し相手になってくれたり。

そんな素敵な仲間だったから、

使った後、仲間全員がおうちを綺麗にしてくれて、

おばあちゃんにも「きれいにしてくれてありがとう」

と言葉をもらい、塩原のおうちを後にしました。

 

東京へ戻った何日か後、

父の妹、おばからすごい剣幕で文句を言われました。

「あんた!塩原のおうちを汚く使ってなにしてるのよ!!!」

話によると、犬の散歩をさせた後があるだとか、

私には全く身に覚えがない使い方を色々言われました。

かたくなに否定しました。

だって、絶対ありえないし、

ここで認めたら仲間が一生懸命綺麗にしてくれたことまで否定したことになる。

絶対認めませんでした。

しかし、おばは全て私のせいにして話を決着させました。

 

それから、私は全く塩原のおうちへ行くことはありませんでした。

 

しかし、ことは起きました。

 

警察から電話があり

「沢山の人が出入りして、荷物が沢山放置されている。

焚火もしてて、近所の方が不審がってる。

一度見にきていただけないか?」

 

 

父親に言われ、

すぐ車を飛ばし、見に行きました。

 

 

 

警察の方のおっしゃる通りでした。

あの綺麗だったおうちの庭に、

壊れたラジオらしきもの

汚くなったガスコンロらしきもの

沢山積みあがって山となってました。

荷物の横は焚火の形跡。

ガレージには壊れた自転車の山。

 

私は自分のショックよりも、

こんな静かなところを汚して近所の方が

どれだけ不快な思いをしたか、

どれだけ怖かったか、

申し訳ない気持ちになりました。

お隣さん、おむかいさん、みなさんにお詫びをして、

みなさんに片づける約束をし、東京へ向かいました。

 

父親に報告をしたところ、

犯人は一発でわかりました。

 

父の弟、おじです。

 

おじは電化製品を修理販売している仕事をしてるらしです。

大変申し訳ないのですが、

私には幼少期の頃から、このおじを

だらしがなくて、約束を絶対守らない大人のうちの一人だと思い込んでるんです。

誰から言われたのではなく、起こったことをみて感じてるんです。

おまけに、そんなおじを守る身内が大嫌いでした。

いいところもあるのでしょうけど、

なんで大人が悪い事をしたのに、

なんで私が後始末をしなくてはいけないんだ。

確かに父親の弟ではあるけれど、私には全く関係がない。

大人たちがしっかりやればいいのに。

とずっと思ってたからです。

 

父親に画像を見せ報告をし、一日も早く撤去を求めたのですが、

またおばが登場して、おじの居場所がなくなると文句を言いに来ました。

 

「冗談じゃない。あんたたちがそんな甘い事してるから、ああなったんじゃないの?」

 

ものすごい剣幕で私は怒り倒し、

父も私に同調し(同調させられ?)

おじの退去を決め、行動にうつすのでありました。

 

具体的には、

本人への退去通告と、カギの返却。

ガレージにモノの撤去を求める張り紙です。

 

翌日、張り紙をしに行き、

ご近所へは、お菓子を持っていき、お詫びと今後の改善プランの説明をさせていただきました。

本当に申し訳なかったという気持ちを伝えました。

 

近所の人は暖かかったです。

「あなたがこうしてすぐ来てくれてとても安心しました。

ありがとうございます。」

涙がでそうになりました。

 

警察にはお騒がせしたお詫びと状況報告をし、

今後なにかあったら私に連絡をくださいと、連絡先をお伝えしました。

 

このおじの行動はこれだけではなく、

今迄も猫のエサをばら撒いて近所の方からクレームが来たり、

今回のように、道路に不審な荷物が置いてあると報告をもらったり、

事があるたびに現場へ行き、

いわれのない文句をおばから言われ、

父もそんな身内をかばう発言と態度をとるので、

身内とか親戚とか全く信用しなくなりました。

「目の前に起こったこと」

「目の前で一生懸命頑張ってるひと」

を信用すると固く決意するのでありました。

 

結果、

1週間くらいで退去を終えたようでした。

 

それから片付けのための塩原通いは始まりました。   つづく

 

 

 

 

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