キッチンも整う。心も整う。体も整う。家族も整う。『整う食卓』徳本幸子です。

昨日、ご紹介した成長著しい小4男子。

片づけサポートを始めて

最初にした行動とは。。。

「引き出しのラベリング」

です。

 

『片づけサポート』といいながら

初回、片付けの話は一切せず、

ご長男に

「時間とは?」という話を1時間近くし、

その後、親子で時間について考えていただきました。

 

ちなみに

このご長男の前回記事はこちらです

↓↓↓

 
 
片づけを始めた時、
「将来なりたいものってある?」
って聞いたら、斜め上を見つめて無言で考えだしたので、
「今、こうなれたらいいな~って思う事ある?」
と質問を変えたら、元気よく
 
「サッカーとバドミントンが上手くなること!」
 
 
 
ここ。とても大切なことでして、
 
言えることがすべてではなくて、
言えないこともokとすること。
 
 
大切なことは、
質問に対し、
 
『本当の自分の考えが言えてるのかどうか?』
『その言葉に対して、自分はどう思ったか?』
 
答えを出すことを求めすぎると、
子供は大人が「イエス!」を言いそうな答えをするようになってきます。
これを続けてると、子供は大人がokしそうな答えしか言わなくなってきます。
いつの間にかそれが本当の自分にすり替わってきます。
 
軸が自分でなくて、他人になってしまう習慣は
こんなところから作られると私は思います。
 
 
もとい、
「サッカーとバドミントンが上手くなりたい」
といった長男と、
上手くなるためにどうしたらいいのか?
聞いてみたら、
 
 
練習を沢山すること。
練習に早く行くこと。
コーチの言うことを聞いて実践すること。
などなど。
 
いろんなが方法が出てきました。
 
 
「じゃあ。自分に出来そうなこと、あるかな?
じゃあ!やってみよう!」
 
 
それで終わり。
一見不親切ですがそれで終わりなんです。
 
 
大切なことは
『自分で考え、組み立てて、行動してどうなったか?』
感じること。言葉にすること。
 
この繰り返しをする習慣をつける。
この練習をする場所をご家庭で作ってもらうんです。
 
 
なので、失敗が前提。
失敗に対してリカバーできる準備をしておけば、
失敗は経験となります。
その為に片づけをしておくんです。
 
「失敗も予定として入れておくのかいないのか」
 
これだけなんです。
 
まとめますと
 
①時間ってどうやら自分の為にあるらしい
②時間をうまく使うと自分が楽しくなるらしい
③失敗できる場所、一緒に考える場所がご家庭にあること。
なければ作ること。すなわち、安心して帰れる場所を作ること。
 
この3つです。
 
 
じゃ、このご長男
サッカーとバドミントンが上手くなりたくて
何をしたかといいますと・・・
 
 
テッテレ~!
 
兄弟全員の
ラベリングウウ~
↓↓↓
 
(以前にもご紹介させていただいたこの画像ですが、
改めて見ると本当に素晴らしいです)
 
ずっとお母さんは見守ってました。
で、どうしてラベリングしたか?聞いてみたんです。
 
 
「探す時間がもったいない。」
 
 
いや~~~。
靴下に着目できるだなんて
凄いですよね!
4人兄弟だから特に思ったんでしょう。
 
 
 
で、時間の確保の仕方が理解できた彼の最初の成果物。
 
「ピアノが上手くなったと先生に褒められたこと」
 
サッカーでもバドミントンでもありませんでした。
でも大満足の結果に、彼は手応えを感じるのでありました。
 
 
成功の前には失敗がある。
失敗を許す環境。
失敗ができる環境。
裏返すと『チャレンジできる環境』
これを整えておくのも大人の役割だと思います。
 
 
是非、安心して失敗できる環境をつくってくださいね!
 
 
最後までお読みくださり誠にありがとうございました。
 
 

 

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