世界は自分の都合で出来ていない! | 朱鷺の“人生七転び八起き”

朱鷺の“人生七転び八起き”

心と体の健康の情報を発信していきます。

ある日のKさん。

自分が上手くいったと思うとダメ。
ダメだな~と思っていると上手くいっている。
これって・・・どうして? と言う。

自分の予測と、未来が違っている。
この現象は、なに? ってことなのですが。

そりゃー。
世の中を自分の都合に合わせて
見ようとしているだけじゃないの?
ってなことで。ちょい考察。

世界の構造、その認識のズレが
こういう事態を生み出している。
となるのかな~で、見直してみたのよ。

「私はある」となっている。
世界はこうなっている、と。


事実、体験として子供から大人への
肉体的・精神的・環境の変化。
現実に「ある」としか思えないもの。

なにかを欲しいと思った過去。
それを手に入れるために頑張る、今。
手に入れるはずの未来。
の流れの中に私たちは、いる。
と・・・思っている。

世界は物理的・・・
ということを本質に捉えると、
原因があり結果があるという
時間の流れがある。

過去があり現在があり未来がある。
のような流れに落とし込んで、
現実を見ている。

しかし・・・逆なんですね。
物理的には、世界は作られていない。

最初に未来があって、
それに追いつくように現在が起きる。
そののちに、起きたものを過去として見ている。
そんな構造と見てみると・・。

そうであれば物理的にも、
私たちが現在から「創造していく」が、
起きているように未来と出会う。

「現在」に真に立つから、
新しいものが始まる。

物理的な地点からモノゴトを見ると、
「こうであるべき・こうなるべき」の
過去にしか出会えない。となる。

まっ。あれですね。
さまざまな矛盾とか、分っていても
現実的ではないとして
理解に進めないような問題点?
なども、あっという間に解決してしまう。


すでにある未来であるなら、
努力して、意志の力で、それ次第で作られる、
などなどが、一切意味のないものになる。

過去にあったことで、アレだったから
今こうなっていると後悔することもない。
今と過去が、関連ない・・・ならば
誰かを恨むこともない。

「なにかを、なんとかしよう」と動こうとしても、
無力(葛藤でしかない)なことが、あっさりと、
分りそうなものですが?

自力で何かに成ろう得ようというのは、
ありえないことですから。

自分の一切を、任せきる・・・。って、
そういう状態ではなかろうか。

そうすると~現在にできることは、
結果の予測なし、いまを大切に誠実に生きる。
しかないのだね。