もう劇場等では『TCA PRESS』6月号が配布されているようですね。
昨日雪組新人公演を観に行った友達が確保してくれたようで、楽しみにしています
今さらながらになってしまいましたが
『TCA PRESS』5月号の巻末のINTERVIEWページの話題です
2014年から『宝塚GRAPH』の表紙とCover Special撮影を担当されている写真家
渞忠之（みなもとただゆき）さんの撮影秘話などが とても興味深かったので
今まで、たまに好きなスターさんのお顔が修正されているように見えてあまり好みではないなぁ…なんて思ってしまった号もあったりしたのですが😝… 渞さんの想いを読んでからは全く見方・感じ方が変わったので、ブログに書いておきたいと思いました♡
渞さんは、お仕事でご縁のある歌舞伎役者の方（宝塚の和物の監修にも関係）に誘われて宝塚歌劇を15年前くらいから観劇されていたそうです。
その時の感想は、レビューがすごく面白くて、全員がシンクロしていることが衝撃的だったと…
⇦本当に大人数での完璧なシンクロの圧が宝塚観劇の醍醐味でもありますよね。
そして、渞さんが語られていた
宝塚歌劇の魅力💖👇
□宝塚は只々純粋に＂もう一回観たいな＂となり、100%エンターテイメントであるところがすごい。
□宝塚歌劇団は、脚本・演出家・演者全てが一環されていて、全員が同じ方向を向いて自分の役割を果たしている、世界でも類を見ない劇団。
□衣装もセットも含めて完璧できれいで美しい！ワクワクして＂あぁ、今日は綺麗なものを観ていい日だった＂と一日を終えられる演劇って、なかなかないと思う。
もう…共感しかなく文章に起こしてくださり感謝です
渞さんが撮影の際に一番意識されているのは
『清く正しくカッコよく、品格を大事に』
目から鱗だったのは、なぜ表紙のお写真には笑顔がほぼないのかということ
記事ページには笑顔の写真がたくさんあるから、逆に＂簡単に笑わないで＂と毎回仰っているのですね。
笑うなら誰も見たことがない笑顔で、自分の中にある芯を出してほしいと思われているとのこと。
ヘアメイクとスタイリストは、渞さんが選んだ宝塚ファンではない方だそうです
そして、渞さんご自身もGRAPHのお仕事を始めてからは敢えて宝塚を観ないようにしているとのこと。
ファン目線だと憧れが強くなって冷静になれないからだそうです。
全然興味ないというくらいの方が絶対に面白いものになるし、新しい顔になるとのこと
もちろん編集部からの厳しいジャッジが入る時もあり、逆に守りに入りそうになると背中を押してくれることもあるそうです。
カメラマンとしての思い込みで攻めて写真を壊してしまわないように、宝塚歌劇の歴史はきちんと頭の中に入れて歴史を積み重ねていることの大きさを肝に銘じて撮影されている、とのお言葉
毎月、精も根も尽き果てるくらい一生懸命やっていることが読者に伝わってほしいと、、、
渞さんは毎号 評判を気にされて、ファンの感想を見るようにしているそうです🌟
＂私の好きな〇〇さんの顔じゃない‼︎＂という感想は真摯に受け止めて、
世界で一番、宝塚の人をきれいに撮れるように、清く正しくカッコよくを忘れずにやっていきたい、と締めくくられていました
そう、、、あと
毎年1月号に掲載される トップスター1年の舞台写真特集「SPECIAL PHOTO SELECTION」の撮影では、、、
他の劇団のカメラマンが舞台を伝えるために押さえなくてはいけないカットとは違うものになるように
例えば台詞を言っている誰かの横に立っているカットなど、演者としての姿より＂トップスターという人間＂が舞台に立つ姿を、積み上げてきた生き様まで写ることを目指して撮られているとのこと
いやぁ…知ってよかった。
本棚にあった過去の1月号を見返してみると…どのスターさんのお写真も何か新しい！と感じられる貴重なカットばかりだなぁと今さらながら気づきます。
渞忠之さんのホームページにも宝塚関連は
みりおちゃん（明日海りお）、だいもん（望海風斗）、みやちゃん（美弥るりか）＆れいこさん（月城かなと）何人かが掲載されているのが凄く素敵で見惚れます
特に気に入られているお写真なのかな❔
今日発売の宝塚GRAPH6月号は
なんと！！れいこさんですね
✨最高の美✨
これは買いに行かなくては！
みりおちゃん掲載の「東京カレンダー」もあるかどうか…❔
さて
今日はいよいよ星組大劇場公演再開ですね
本当に良かった…
星組卒業予定の方々、初舞台生含めての二度とない公演が今後とまることがありませんように、切に願います
今日はブロ友さんも行かれるようで楽しみだな♡観劇される皆様、思い切り星組パッションを浴びてきてくださいね〜