今日は宙組ネバセイ東京公演の友会第一次抽選の結果が出ましたが、またまた全滅でした
ヅカ友さん達も皆だめだったみたい…
最後のSSが一年以上前だったので そろそろ来るかなぁ!と期待していたのですが残念💧
こうなったら半年先の月組グレートギャッツビーで当ててほしいな
ところで
楽しみにしていた『すみれの花が育つ学舎』#5『舞踊の授業』を観ました^ - ^
私的には音楽学校のカリキュラムで最も興味のある分野
溌剌とした108期生達の様々なダンスの授業風景や、各組の懐かしいショーの映像&92期と99期の初舞台映像等も流れて、とても楽しい15分でした✨
冒頭の「私達を魅了するタカラジェンヌの踊り。時に激しく、時に情緒豊かに舞います♪」のナレーションに合わせて月組『FULL SWING!』の映像でテンションアップです
(こちらの場面。公式よりお借りしました)
もうすぐ生で観られる🎶
宝塚音楽学校で教えている舞踊は、
バレエ、モダンダンス、日本舞踊、タップダンスで、時にはダンス特別講習(外部の講師を招いて)
お話して下さったのは
宝塚歌劇団の振付家であり、音楽学校講師でもある御織ゆみ乃先生(バレエ担当)と尚すみれ先生(モダンダンス担当)でした。
インタビューされた現役生は
月組ちなつちゃん(鳳月杏)
まずは、
御織ゆみ乃先生のお話

強調されていたのは「バレエは全ての基礎になっている」ということでした。
バレエは手先まで全てのポジションが決まっていて、そこから手先の表現をしていくので、お芝居をする時や歌を歌う時のポジション、所作の美しさ、いろいろなことにも繋がっていくもの。
タカラジェンヌの魅力である品。
身体の品はバレエをやることによって培われるものなので、劇団に入っても学び続けてもらいたい、と仰っていました。
でも ただ技術だけではなく、男役の横で自分も光り、男役も光らせる踊り方はどうしたらいいかということも追求しなければならないとのこと。
御織先生がとても大切にされているのは
バーレッスンだそうです。
入団後は自主的にやらなければいけなくなるので、油断してバレエから離れてしまうと どうしても身体のラインが変わってきてしまう…
宝塚の衣裳を着て美しく見えるベースの身体づくりと身体を整えるためにも、バーレッスンはきちんとやってほしいと話されていました。
尚すみれ先生のお話は…🕺
宝塚は男役といっても肉体的には女子だから、男性だったら軽く出来ること(リフトなど)も大変でお互いの高い技術力が必要。
そして日本物、洋物、中国物、いろいろなジャンルの踊りを踊らなければならないので幅広い感性を持っていないといけない。
本当に。。。
タカラジェンヌさんは求められる目標が高くて…身体能力の面でもバレエ〜日本舞踊と全く異なるものをこなしていかなければならないなんて、尊敬の念でいっぱいです

2年間で教えられることは本当に基礎的なことぐらいで、全て教えることなく向こう(←劇団をこう表現されていました😄)へ送り出す状態になるので、
基本的なこと、身体づくり、クセ等をより良いものにして送り出すつもりで教えている、とのこと。
精神的にも肉体的にもプロになることを目指す子たちに どの科目のどの先生もいらないことは一つも教えない。
一つでも多く覚え一つでも多く理解して自分のものにしてプロの世界へいってほしい。
自分の中でどれだけ次なる道に繋がるように勉強できるか、ということが大事で、そうして肉体も精神も強くなっていく。
その人なりの価値観を高く持って、諦めることなく、謙虚な気持ちを忘れずに愛される舞台人になってほしいとのことでした
そして

ちなつちゃん
やはり基本的なことはクラシックバレエから学べる…と今舞台に立っていても感じると話されていました。
ウォーミングアップでもバーレッスンをきちんと取り入れているようですね^ - ^
ところで私、ちなつちゃんのダンスもとても好きです

手脚が長く直線も曲線もキレイで、立ち姿・ポーズだけでもとにかくキマる。
男役の力強さもあるし、清潔感のある妖艶さも大人の色気も自由自在。自然に品が良くて♡
同じ振りでも 他の人には真似できない しなやかさ、カッコ良さがあって、、、
で💡思い出すのは
舞浜『Delight Holiday』のMCで ゆきちゃん(仙名彩世)が ちなつちゃんに"振りが一人だけ特徴的"と実演をリクエストした「U.S.A.」のサビ部分🕺←わかってくれる人いますよね^ - ^
あとやっぱり芝居心のある ちなつちゃんはストーリー性のあるダンスも似合っているなぁといつも思います。
話を番組の方に戻しまして
ちなつちゃんにとって宝塚音楽学校とは…
憧れの上級生が皆通られた道なので、その学舎に足を踏み入れること自体が誇らしく嬉しいと♡
授業だけではなく、宝塚という世界を教えてもらえる2年間で、舞台人にとって大事な心構えと人との関わりを多感な時期に教わることで、人間として成長できる唯一無二の学校🏫とのこと💝
そんなところに入学、入団出来たことを誇りに思っている✨ と話される ちなつちゃん
こちらこそ宝塚を目指してくれて入団してくれてありがとう〜
という気持ちでいっぱいです。
今回も本科生何人かがインタビューに答えられていましたが、108期生、美人さんやキラッと輝くものを感じる子が多い気がします。
男役志望の奥山映美さん、凛とした美しさで既にオーラがありますね。首席で入学した方ですね。当時の記事に "憧れは明日海りおさん"と出ていたのでしっかり覚えています
あともう一人男役志望の伊勢谷和香さんも素敵。「出来る、出来ないとかよりもやるかやらないか、自分の気持ちの持ち様を大切にしていきたい実感している」と話される雰囲気が とても爽やかで好印象でした✨
次回#6(最終回)『すみれの花が育つ学舎』のテーマは、2年間の集大成である文化祭・卒業式
コロナ禍の影響による文化祭延期で、当初は3月放送予定だったのが4月に延びるようです。
ということで、#5「舞踊の授業」が3月いっぱい放送されるようです。