そして
「宝塚歌劇は女性だけで上演する舞台ですが、女性が演じる女性 男役と その相手役として より女性を極めた娘役が織りなす華やかさが特長です」のところで長めに流れた映像が みりおちゃん♡かのちゃんでテンション上がりました
演劇について話してくださったのは渡辺奈津子先生=元星組トップ紫苑ゆうさん(シメさん)
紫苑ゆうさんの舞台は映像でも観たことなくて🙇♀️
お話されるのを聴いたのも初めてなのですが…
カッコいい!
凄いカリスマ性を感じます。
元トップスターとして男役を極められて、娘役の美しさをとても大切にされている方に指導してもらえる生徒も幸せですね✨
○年後の愛ちゃん(愛月ひかる)にも是非〜と思ったりしました♡
宝塚での不朽の名作を題材に予科の時から本格的な演技指導を行なうという宝塚音楽学校。
宝塚の作品しかやらないのは、
★作品の勉強
★宝塚に入って嬉しいという気持ちを持続
★宝塚を愛する気持ちを鼓舞
という メリットがあると話されていました。
男役としての立ち姿、佇まい、歩き方、走り方、声、男役とは…
男役をたてる娘役とは…ということを予科時代からコンコンと言って聞かせるとのこと。
そして やって動く、とにかく数をこなしていくしかない。
演劇の授業で大切にしていることは、やはり"宝塚を愛していること"
一番大事なのは
他の演劇と違い女性が演じる男役だからこその品がいいこと。
その男役をたてる娘役がもっと品がいいこと。
もし男役だけだったら魅力がない。
だから現役時代から相手娘役がとても大切で、常に美しくいてほしいと思っていた。
究極の男役×娘役のお芝居の相乗効果が宝塚の魅力。
お芝居は劇団に入って役がついて心がついていけば出来るようになる、とも仰っていて、
タカラジェンヌとしての スタートの段階が男役・娘役の根本の在り方を身体に染み込ませていくことだということが よくわかります。
男役・娘役を演じて更に役を…ダブルに演じるという特殊な演技を学ばなければならないって、それだけでも本当に凄いことだなぁと改めて思います。
そして紫苑ゆうさんが話された中で一番印象的だったのは…
「声は生命力」
女性が男性を演るのだから、やっぱり一番は声。
お芝居で役がつく→マイクがついて台詞を言うまでは年月がかかるから、いつその時が来ても いい(男役)声を出せるように準備しておかなければならないとのことでした。
本当に…個人的にも声は非常に重要です。
私の場合、そのジェンヌさんのどこに惹かれるか…は一貫性はないのですが(ギャップのある方は好き)、最終的に落ちるところはやっぱり男役としての"声"が好きな方かな
声の重要性については
歌唱指導の吉田優子先生のお話も具体的でわかりやすかったです。
男役声は、最初は普通の音域から始めて下げていき、音域を広げていく。
娘役声は、、、男役のキーが限られて娘役が合わせなければならないので、普通の女性歌唱より幅広いことが求められる。。。
⇦でも音楽学校時代は男役とのデュエットまでいかないので、ゆくゆくは劇団でどういう声を目指したいかのイメージを持って自分で学んでいける手がかりになる指導をされているそうです。
歌の授業で大切にしていることは、
国や時代によって背景が違うので、そこをよく勉強すること。
あと声は自分で聞いている声と他人が聞く声が違うので声楽は一人では出来ないものだから、常に先輩や先生等誰かに聴いてもらって身につけていくしか方法がないと仰っていました。
今回インタビューされたのは花組マイティー(水美舞斗)
やはり男役としての声をつくるのは難しかったと、、、
美しい男性像をどうやって伝えるか、常に女性脳ではなく男性だったら…と考えているとのこと。
本当に宝塚音楽学校は素晴らしいところだった、
音楽学校でしっかり基礎が学べたから今の自分がある、、、
あの頃の自分に言ってやりたい、、、
向上心でキラキラ輝くマイティーの瞳で画面が一気に明るく感じられました✨
次回#5「舞踊の授業」は
ちなつちゃん(鳳月杏)🌙登場!!
ファーストランは2/15(火)22:45〜です♡