一昨日から みりおちゃん(明日海りお)の生配信での優しい笑顔や話されたことなどを思い出しながら、耳の奥では『レ・ミゼラブル』の曲が流れている♪ という変な現象が起きていますびっくり


6/25(金)に初めて帝劇レミゼを観劇してきました。

やっぱりレミゼの楽曲はドラマチックでメロディーがいくつかのシーンで繰り返されたり、サビの部分が印象的だったりするので耳に残りますね👂


外部のミュージカル初心者の私、時間的にも経済的にも宝塚でいっぱいいっぱいのはずなのですが、みりおちゃんの『ポーの一族』で福井晶一さんに魅せられ、今回観ることとなりました照れ

4月に山崎育三郎さんの『モーツァルト』を初観劇したのも みりおちゃんがゲスト出演したコンサートで育さまに惹かれた為でした^ - ^


レミゼはヒュー・ジャックマンとラッセル・クロウの映画版(2012年)は観たことがありますが…
ミュージカルの金字塔といわれる舞台、あまりに壮大で生きる意味まで考えさせられるというテーマの深さもあり、一回では感想を書くにはとても難しいです。

でも日記として、、、まだよくわかっていなくて薄っぺらなことしか出てきませんが綴っておきたいと思います😌



映画を観た時は、、、
映像がリアルすぎてかなり衝撃を受け、暫くの間は辛い気持ちを引き摺っていたので再び観るには気合が要るなぁ〜と思っていたのですが…

舞台だったら視覚的に映画ほどの悲惨さはないだろうし、何より素晴らしい楽曲を身体いっぱい浴びられらる…
そして映画の壮大なシーンが舞台ではどうなっているのかなと楽しみでした。

でも途中まで観たところで感じたのは、、、
先に映画を観ていない方がよかったのかも💨でした😅

映画と比較してしまって、私にとって印象に残っていたところが描かれていなかったりすると、これで初めての人はキャストの心情の変化とか読み取れるのかな?とかストーリーわかるのかな?とか。。。

舞台全体が暗めで衣裳が似ていたりすると、ストーリーを知らないとキャストの区別がつきにくいのでは?とか、余計なことに気を取られてしまいました。

あとA席1階最後列で音響が良くない場所だったのか❔歌声が骨まで響くとか降ってくるという感覚を味わえなかったのが少しだけ残念でした💧
宝塚の劇場は改めて音響が素晴らしいと思いますね…


それでもやっぱりレミゼは期待通り凄かった!!
圧倒されっぱなしでした。


福井晶一さんジャン・バルジャン素敵でしたラブ

改心してからのお姿が福井さんの誠実な雰囲気に重なります。
それにやっぱり声が好きだぁ、、、音譜
キングポーの時の地底から響いてくるような低く太い歌声だけでなく、曲によって圧が違ったり心情によって声質も変わる…
特にマリウスを想って歌う「彼を帰して」は優しく透明感すら感じる歌声で聞き惚れました。

福井さんに限らず どのキャストの方も素晴らしかったです✨

セリフがなくて歌のみで進んでいく舞台というのも初めてで、驚きました。
歌に全ての感情が込められているってすごいです。

お役のキャラクターによっても曲調に特徴があったり…テナルディエ夫妻が歌われる歌は独特で明るくコミカルな雰囲気になったり…

スカステ番組でのトーク力が魅力だったマダム・テナルディエ役の樹里咲穂さん、初めて舞台で拝見出来ました^ - ^
声も聴きやすく、イキイキしていて存在感がありました!
若い頃からずっとレミゼに出演したかったという夢がようやく叶って良かったですねキラキラ


一番印象に残ったというか…感情移入出来たのは屋比久知奈(ヤビクトモナ)さん演じるエポニーヌでした。
かなり小柄で華奢なのにすごい声量、圧巻の歌唱表現力で、「オン・マイ・オウン」には鳥肌が立ちましたえーん
健気にマリウスを想い気持ちが揺れ動くのが伝わってきて胸が苦しくなりました。


あとは…子役のガブローシュ、井伊巧くんが素晴らしかった!
迫力のある大人達に混じって堂々たる演技と歌である意味一番目を奪われました。
まだ小さなガブローシュが信じる道とはいえ何故命を捧げなければならなかったのか…早まらないで💧と見ていて切なかった…

学生達や民衆がバリケードを盾に戦うシーンは涙なしでは観られません。

悲惨な社会状況の下、希望の光を見出そうと必死にもがきながら生きようとする登場人物のほとんどが悲劇の死を迎えてしまう、、、


何のために生きるのか?命をどう使うのか?

レミゼは心にズッシリとくる作品で引きずります。


そんな中、唯一の救いはコゼットとマリウスの結婚👰‍♀️🤵‍♂️


そして愛に生きることを知ったジャン・バルジャンが誰よりも愛したお2人に最後看取ってもらえたこと。

迎えに現れたフォンテーヌとエポニーヌと共に神の元へ召されるジャン・バルジャンが最後コゼットとマリウスにかける『誰かを愛することは、神のそばにいるということ』が感動的でしたえーん


最後の「民衆の歌」🎶

本当にエネルギーに満ち溢れていて魂を揺さぶられてもっと今を大切に生きなきゃいけないなぁと元気をもらえる曲です笑い泣き


レミゼはやはり余韻がかなり長く残ります…

初見はちょっと映画との比較で気が散ってしまったのにコレですから、2回目はもっと集中して感じ方も深く変わっていくのだろうなぁと思うと別キャストでも観たくなってしまいます😆


が、もうすぐ月組公演開幕ですし、いろいろ重なるので💦

来年以降再演が続く限り また観ていきたいと思います^ - ^