帝劇『モーツァルト』初観劇してきました。
モーツァルトの"才能の化身"アマデ役(子役)の乃愛ちゃん可愛かった
上手でした。

席はA席でしたが21列目で意外と近くてオペラに頼りすぎることなく観やすくて、お得感がありました
そうそう、武道館コンサート『THIS IS IKU』で配られた笑顔マスクをしている方がいて懐かしかった
もう…もちろん素晴らしいだろうと思って期待していましたが、想像以上でした

巨大なグランドピアノ🎹の舞台セットを観ただけで作品の世界観にグッと引き込まれ、、、
友人と余韻が凄い、役替わりも観たくなる、などと話しながら帰って来ました

育三郎さんの舞台を初めて拝見しましたが、歌もお芝居も 圧巻、、、
そしてオーラが半端ない

何度も鳥肌が立ちました。
武道館コンサート以外は私の中では映像のイメージばかりでしたが、やはり舞台で最高に輝かれる方なのだなぁと実感。
『モーツァルト』は『ロックオペラモーツァルト』と違って、モーツァルトの才能に嫉妬するサリエリは登場せず、生い立ちや父親との確執を中心に描かれているのですね。
そしてモーツァルトの側にずっと子供時代のモーツァルト(才能の化身アマデ役)が寄り添っていて、大人になりきれないモーツァルトを支えています。
父親にありのままの自分を愛してもらえないと思う孤独を抱えながら、自分の才能に溺れて身を持ち崩していく 育さまヴォルフガング。
最後の絶唱は、全身が声帯になっているかのような声量、ラストシーンにふさわしい魂の叫び声で次元が違うものを聴けた…と感動です

育さま以外にも脇を固めるキャストの方々も素晴らしくて…なんて贅沢なのでしょう。
レオポルトの市村正親さん、ゲネプロ囲み取材で育さまと古川雄大さんが仰っていた通り、本当に年齢を全く感じさせない声量と艶々の歌声!
ヴォルフガングを想う父親の歌に泣けました😭
そしてやはりヴァルトシュテッテン男爵夫人の涼風真世さん、本当に凄い❗️
ポーの老ハンナやマダムブラヴァツキーの時のドスをきかせたような声質を封印し、気品ある男爵夫人の声…美しい歌声で圧巻でした。
みりおちゃんもいずれ涼風真世さんのように自由自在に歌えるようになるかなと期待します🤩
コロレド大司教の山口祐一郎さんも凄い迫力でした。私の中ではどうしてもポーの時の記憶が蘇ってきて…大老ポー福井晶一さんの存在感、包容力に通じる印象でした

木下晴香さんのコンスタンツェ、魅力的で歌声が綺麗でした。
終演後のカーテンコールでは、すぐにスタンディングオベーションですごい熱気。
場内明るくなっても拍手が鳴り止まず、、、
すると育さまとアマデ役の設楽乃愛ちゃんが仲良く登場され、下手から上手まで走りながら可愛くお手振り挨拶してくれました

乃愛ちゃん「ありがとうございました」
育さま「またお会いしましょう〜!」
昨日の初日のカーテンコール映像が公開されていました。
これより短いですが、こんな雰囲気だったので記念に

これを書くまではモーツァルト余韻を消したくなくて
気になるエリザガラコンレポをほとんど追っていなかったのですが、ようやく読みにいこうと思います💓