東日本大震災から今日で10年。
忘れてはならない日。


当時 私は静岡県西部在住で仕事に出かけようとしていたところでした。
震源から遠く離れていて震度は4だったと思うのですが、長周期振動の影響で初めて経験する揺れの感覚、鳴り響く津波警報の防災サイレン音にただごとではないと驚きました。
(海に面している市だったので。私の居住地は海からは離れていましたが浜岡原発からは半径20km圏内)

とりあえず関東地方の両親、親友の安否だけは確認し、詳細を確認する間もなく仕事に向かい、帰宅後目にしたテレビ映像…言葉を失ったのを思い出します。

10年も経ったというのか、まだ10年なのか。。。


被災された方 一人一人に大切な人生があり、残された人たちにとっては10年経ってもまだ通過点でしかないのですよね…

昨年はコロナ禍の影響で震災関連の番組が例年より少なかった印象ですが、今年はたくさん放送されていますね。

ここのところ録画しておいて毎日何かしら観るようにしています。 

多感な時期に震災を経験した若者たちの声…
私の人生の半分も生きていないのに何という壮絶な苦しみを味わってこられたのか…
10年経った今だから、と胸の内を明かすことが出来た方も、、、

想像以上に過酷な状況でも「もっと大変な人がいる」と前だけを向くお姿には ただただ頭が下がります。


あと初めて知ったのですが、、、

一度は助かった命が震災時に受けた身体へのダメージや震災後の環境の変化などが原因で失われるという"震災関連死"が

福島では10年で2320人で、この数字は地震と津波で亡くなられた方の総数を上回るということに驚きました。



当時から何度も流された映像…見るのは辛い方が多いでしょうけれど、やはり何度見てもその度に感じるものが深くなっていく気がします。


皆が忘れないこと、知ろうとすること。

それが亡くなられた方への哀悼の意をしめすことでもあり、今後の起こりうる災害について備えるのに必要なことですね…


昨年、闘病中だったアナウンサー笠井信輔さんが病床から
14時46分にタイマーセットして黙祷を⏱
と呼びかけられていました。

今日私はその時間仕事への移動中なので、念のためタイマーをセットしました。




不自由な生活を強いられている方がまだ沢山いらっしゃいますが、まだまだ終わらない復興が少しでも早く前に進むことを祈っています。