昨晩、久しぶりにディスクに落としておいた花組「ポーの一族」のNOW ON STAGEを観てみました。
みりおちゃん(明日海りお)ゆきちゃん(仙名彩世)れいちゃん(柚香光)あきらくん(瀬戸かずや)ちなつちゃん(鳳月杏)マイティー(水美舞斗)💞
この頃ゆきちゃんはカサノヴァ での退団決心をみりおちゃんに伝え、みりおちゃんはその次の公演で退団しようと決められたんだなぁ…
みりおちゃんはカラコン、前髪分け目もいつもと逆でポーのフィナーレ仕様。お1人まだ違う世界にいるような美しさ…だけど喋り方が緩々😁
NOW ON はだいぶ前に見たままで内容は忘れてしまっていたので、今更ながら新鮮で、あ〜そうだったんだ
そうだよね〜とストンと腑に落ちることも多かったです


舞台化されると知った時の気持ちは?
《みりお》
感動と(宝塚で)出来るかなという驚き。
《ゆき》
どの部分が抜粋されるのだろう、どうなるのだろう。
《れい》
発表があった時の反響がすごくて沢山の方に愛されている作品だな。
天真みちるさんも"あのポーの一族が〜
"って! ←たそ の爆笑宝塚エッセイのエピソードを思い出します☺️

《あきら》
短編の集まりだと知らなかった。萩尾望都先生の伝えようとするメッセージに心を掴まれた。
《ちなつ》
ファンタジーの部分と深刻な人間ドラマが描かれた作品だな。
《マイティー》
漫画とは思えない、小説のような読み応えのある作品。
役作りの苦労や抱負は?
《みりおエドガー》
萩尾先生の最高のバイブルがあるので、そこを目指すのみ。小池先生がきちんと心情が爆発するよう美しく作ってくれているので身も心も放り投げることが出来ている。
《ゆきシーラ》
一族への愛をいかに核として持っているかというところに重点。
←バンパネラ一族のリアルな生活のことも考えた、という話で、みりおちゃん「生活費のことも…」って🤣またまた💴😆
《あきらポーツネル》
ずっと怒っている場面が続くので…その理由づけとバンパネラであることの誇りを大切に。
《ちなつクリフォード》
原作のプレイボーイ感理解できなかったが、宝塚バージョンはジェインとの繋がりを濃く描いてくれているので原作との兼ね合いが難しい。でもある意味誠実さを大切に。
←なるほど❗️外部版の橋之助さん演じるクリフォード先生との違いはココですね🌟
《マイティ》
原作では出番が少ない役でオリジナルキャラクターに近い役。エドガーとの絡みも一瞬しかないので、ポーの一族に対しての見方を他の人とは違うように。
他の出演者のお話では、皆さん華ちゃんメリーべルが可愛くて仕方ないとメロメロ

好きなナンバーは何か?には、皆が「お前の水車」の曲。この後に訪れる運命を知っているから、この時のあまりに幸せそうな2人が涙腺ポイントだと…。次点は「エドガーの狂気」。
みりおちゃんは1幕ラストの「愛のない世界」

外部版でもまずこの曲があるのが嬉しいと語られていましたものね。
出演者皆が舞台上に揃っているからこそ一人なんだな…と、寂しさや諦めのいろいろな気持ちが混じって、銀橋から舞台を見た時の一枚の絵のように美しい感じが好きだそうです

他の出演者のお話や、KAORI-Alive先生振付のめちゃめちゃカッコ良いフィナーレのお話等盛りだくさんでした。
ちなつちゃんが
"エドガーと明日海さんが巡り会ってくれたからこそ出来たポーの一族に参加出来る幸せを感じながら演じたい"と言っていましたが…
そのおかげで今もその幸せをいただける裾野が無限に広がっていることを思うと本当に凄い💫
最後にみりおちゃん
"バンパネラを演じることに慣れてしまわないようにしたい"
"その回ごとに滲み出る感情が違うので楽しむところと計算して見せるポイントを両立させて丁寧に作っていきたい"と締められました。
このお気持ちは今でも同じなのでしょうね

外部版はお稽古場風景やNOW ONのような情報も出ないので、何となく花組の6名の向こう側に今のキャストの方々も思い浮かべながら観てしまいました。
外部版を観るまでは想像できなかったことですが、私は今の方が宝塚版ポーに対する愛着が増して好きになっています。
宝塚版に上書きすることなく、こうやって両方を観ることで 感じ方が深まったり、お互いの魅力が引き立って楽しみ方が増えるということが本当に良かったなぁと、、、嬉しく思っています

さぁ、そろそろ雑用を済ませてライブ配信に備えなければ

前記事にも書きましたが、NOW ON 2/21にスカステ放送あります。