
いやぁ、背筋も凍る怪談話に驚きました、、、
生の舞台に立つ以上、どなたでも大なり小なり幾多の失敗を経験しているとは想像できますが、ここまでの大失敗を具体的に知ったのは初めてです
長台詞をすっ飛ばしたために、貴重な新人公演での多くの仲間の見せ場を奪ってしまった、、、
初せり上がり ということは、この時は大劇場の新公ですよね⁈ ということは東京で挽回するチャンスがあったということでホッとしました^_^ 上手くいったのかな❔
たその緊張感、事の重大さに周りがスローモーションのようにハッキリと見えるようになる現象、仲間の機転のきいた温かな対応、激しく押し寄せる罪悪感…読んでいてジーンときました
メイントピックに入る前に、このエピソードだけでも十分読み応えがありました
本題の〜おじさん役者に与えられた試練〜も面白かった
たそ に徹底的にダメ出しをされる原田諒先生の拘りは如何なるものだったのかな⁇と『ノクターン』(2014年 柚香光主演)💽を探し出して確認してみたら、、、強烈でした
あの目の周りの青いアイラインはフェルトだったのですね!!
それにしても 娘役に見えるように、クレオパトラに見えるように…と拘って原田先生がつくられた場面と言っても、やっぱり私には 雑にクレオパトラ化粧を施す酔っぱらいの変なおじさんに見えてしまうのですが、、、本当に たそ にしか務まらない役だなぁと感心します😆
宝塚ファン歴が短い私が認識した時には既に"おじさん役者&脇役のトップスター"だった たそ…
でも そこに辿り着くには やはり幾多の紆余曲折があったのですね