宝塚の舞台を支える仕事場の数々を、現場で働く人々のインタビューを交えながら紹介する番組『THE BACK STAGE』が大好きです。
たった15分ですが、興味深いテーマばかりで、実際カメラが舞台裏現場に密着して下さるので、読んだり聞くだけではイメージ出来ないことが沢山わかって内容が濃いです

先程、録画していた「ディナーショーの現場」の回を観ました。(2012年12月初回放送)
私、ディナーショーもランチショーも行ったことがなく、すごく気になっています。
一年前のちなつちゃん(鳳月杏)『NEXT ONE』のときに行きたいと迷ったのですが、結局みりおちゃん(明日海りお)卒業まではみりおちゃんに集中しようと諦めました。どちらにしても、ちなつちゃん人気で取れるわけなかったのですが😅
「ディナーショーの現場」は、当時雪組トップの壮一帆さんディナーショー「So in Love」に焦点を当てたものでした。
ディナーショーや全国ツアーの大道具を製作するのは(株)宝塚舞台第2制作部で、大劇場新製作場で作業されていました。
大劇場の敷地内にこんなにも広大な作業場があるとは驚きです

大劇場公演の大道具と大きく違うところは、ホテルによって搬入の方法や搬入間口が違うのと、
セッティングはディナーショーが開催される前日の夜からという非常にタイトなスケジュールで行われるため、運搬・組み立てが簡単にできるように設計されるところだそうです。
ディナーショーのセットをデザインする時に心がけるのは、一度組むと転換しないセットなので同じセットで違う雰囲気を出せるようにするところとのこと。
そして、舞台と違ってお客様が近いので綺麗に仕上げなければならない

ホテル阪急インターナショナル宴会場に一から舞台セッティングするところから観られて、とてもワクワクしました

舞台にグランドピアノを大勢でよいしょと人力で持ち上げていたのにはビックリ

ディナーショーの魅力についても語って下さいました↓
☆演出家中村一徳先生
「一番見せたいところは演じる人の素の状態なので、演じる人に合う曲、歌詞、振付を作っていくところ」
「何よりお客様にとって心や環境を豊かに感じてもらえる一時間になる」
☆壮一帆さん
「自分の歌いたい曲を最優先して作ってもらえるので、人となりが出るところ」
「普段の公演では歌えない歌に挑戦して聴いてもらえることによって、違う一面を見てもらって新たな発見をしてもらえる」
「ディナーショーは3回目なので、その時期の壮一帆が出るので比べると面白い」
「客席降りではお客様といつもより近くでコミュニケーションがとれる」
「裏方さんとの距離が近いのでいろいろ言いやすく、人数が少ない分チームワークもいい」
劇場と空間の広さが違うため気をつけていることは、意識の飛ばし方や目線の角度だそうです。
ライトが強くて演じている側からは客席が暗くて見えないそうで…壮さんは見えなくても想像して語りかけていると仰っていました

ディナー(ランチ)ショーって、大好きなスターさんの人となりに接することが出来て、近くに来てもらえて、新たな発見もして、心の豊かさを感じられる…

それと忘れてはならないのは心ときめくショーの前に美味で豪勢なフルコースをいただけること



もう最高ですね💖
お値段張るし、綺麗な格好をしていかなければならないし、一人で行くには居心地悪いかな、と今まで敷居が高く感じていました。
でもあれだけ大掛かりな舞台セットや電飾照明、動員されている裏方さんの人数や本番前の舞台稽古の様子を見ると、お値段に関しては決して高くない…むしろお得なのだな
とさえ思えるようになりました


コロナ問題で珠城りょうさんのディナーショーや真彩希帆ちゃんのミュージックサロンが中止になってしまいました、、、でもきっとスケジュール見直しで新たに開催して下さいますよね❔
珠城さんのディナーショーメンバーにはちなつちゃんもいますね
イケタライキタイカモ^_^

マイティ(水美舞斗)や美園さくらちゃんの日程の方もズレていくのかな❔
飲食を伴い舞台と客席、客席の間の距離も近いとなると通常公演より難しい面もありそう、、、
でもファンにとってこんなに多幸感溢れるディナーショーは中止にしないでいつか必ずやってほしいですね…