前回の記事で


実家を離れるときに、さみしい


みたいに書いたけれど、

それは本気だけれど、



実家の庭から移植したアヤメ





さりとて、


実家にいると

くつろげて心地よいがために


名残惜しい


ではない。



実家にいる時ほど、私は

がんばる。


動く、役に立とうとする。


やってあげたい、

やってあげなきゃ。




もうこれは、

私の癖。

心の、思考の、癖。


頼まれてない。

役に立てと、言われたこともない。


そう。


私が勝手にそう思う。





だから私は、

1人目の出産後に"里帰り"したけれど、



心身ともにキツいなかで、

実家だから頑張らなくちゃ


が追い討ちになり、

予定より早く、

実家から岐阜へ帰宅した。



そして"助けを求める"を知らない私は、


誰もいない岐阜でワンオペして

育児ノイローゼまっしぐら。



かえでのお花は小さく可憐。好き。




実家は気を使う場所。

そういうものだと思ってた。



そうじゃない人もいると、

知ったときには



いい歳してみっともない‼︎


と心の中で吐いたけど、


それは単なる、

嫉妬だったんだ。




うらやましかった、だけ。




スミレは母が好きな花




気をつかう。

疲れる。


それでも恋しいのが、実家。


それでも恋しいのが、父と母。


めんどうな心の、私。