ベルリンの壁崩壊

ベルリンの壁崩壊から今日で20年だそうですね。
壁崩壊と聞くと、カップ○ードルのCMを思い出します。
生きていると、歴史的な出来事を見たり聞いたり、直面したりしますが、最近はハッピーな出来事ではない方が多い気がします。
世界規模の幸せなことって少ないんでしょうか。人類みんなで喜べることがあったらいいのに。良かったねって言い合えたらいいなぁ…なんて考えました。
私の年齢だとまだ、偉大な人の方が年上なことが多いんですが、いつかはそういった方々も亡くなる日が来て、順番的にいえば、私はそういう場面を何回も見聞きすることになるんだと思うと、悲しくなります。
それはどうしようもないことなのだけど、生きるということはそういうことだけど、心構えはしているけど、この感情はどうしようも出来ないものなのです。
寧ろ、そんなことに慣れたくないとも思います。辛くてもいいから、息苦しさを感じる人間でありたい。
瞬間瞬間を大事に、1秒1秒を思い出に記憶に留めようと思って暮らしていますが、常にそういう気持ちでいることはなかなか難しくて、未熟者は感情に流されたりします。
どんなに年齢を重ねて懐が深くなっても、後悔することは目に見えている。
でも、今出来ることは記憶に刻み付けることなので、日々を噛み締めて生きて行こうかななんて、ベルリンの壁崩壊20年目の日に思ったのでした。