例えば、仕事が行き詰った時、あなたはどんな方法で思考を転換しますか?

思考の転換というより、リセット言うほうが相応しかもしれません。私の場合、行き詰る時ってよくあるんです。いざPCに向かってもなんか気が散って全く集中できなかったり、具体的なイメージはあるけど手が進まなかったり、はたまた発想が枯渇してしまったり…。

 

そんな時、私は仕事の手を止めてすぐにキッチンに向かいます。そして冷蔵庫や戸棚の中を見回して、そこにある食材で料理を作り始めるのです。執筆と料理という全く違う行動をとることで思考が無理なく切り替わり、次にPCに向かった時に新たな感覚で始められるからです。料理を作る…なんてカッコよく書きましたが、家にある限られた材料で作るわけですし、何よりお洒落な料理を作るセンスも腕もないので、簡単なものばかりなんですけどね。

 

最近の定番メニューは、人参のラぺ。白ワインビネガーにオレンジジュースを少し混ぜて、甜菜糖と黒胡椒で味を調整。暫く寝かせて、食べる少し前にオリーブオイルを掛けるのが私流です。ドライレーズンやオレンジの果肉を加えると、味に変化が出てもっと美味しくなるんですよね。人参は眼にいいって聞いたことがあるのですが、気のせいか飛蚊症が少し治まってきたように感じます。だから、ラぺは常備菜としていつも冷蔵庫に入っています。

 

サラダ類もよく作ります。緑豆春雨に刻んだ薄焼き玉子とキュウリやハムを加え、マヨネーズで和えるだけのサラダは中華風にもアレンジ可能。ポテサラに飽きたら、

マッシュしたカボチャに干しブドウとアーモンドスライスを加えてパンプキンサラダに。他には切干大根と人参とシーチキンの和え物や、うす揚げとエンドウ豆と炊くヒジキも常連です。しらす干しと炙ったうす揚げと一緒に炊いた小松菜の煮浸しは…

これがまた、美味しいんだなぁ~。

 

先日、新鮮な葉付き大根と大量の大葉をいただいたので、大根葉を茹でてから細かく刻んで佃煮にしました。大根葉は栄養価も高いし美味しいから大好きです。大葉はよく洗ってレンチンして乾燥大葉に。保存が効くので細かく砕いて瓶に詰めておけばいつでも風味豊かな大葉を楽しめます。サトイモの煮っころがしやナスの煮浸し、余り野菜をたっぷり入れた具沢山のお味噌汁は、2~3日に分けて食べられるくらい大量に作っちゃいます。

 

これらのメニューは、ほぼ30分以内で完成するものばかり。あくまで思考をリセットすることが目的なので、時間が掛かる手の込んだ本格的な料理は一切作りません。でもね、こうして有り合わせの材料だけで作った簡単料理でも、ちょっと小腹が空いた時の間食や晩御飯の一品にもなるから重宝します。そして何より、思考をリセットしたことでこの後の仕事がスムーズに捗るのですから、一石二鳥。めでたし、めでたしなのです。