その日は福井県への出張中でした。
(画像は数年前の福井鉄道の写真。鉄道マニアに人気のあった、200型車両。)
12月4日(月)の夕方に新潟の自宅から福井へ入り前泊。
12月5日(火)、6日(水)と客先の現場に赴いての作業。
12月7日(木)は朝から新潟に向けて移動の予定でした。
異変が起きたのは、作業二日目、6日(水)。
昼食までは食欲もあり、ごく普通に業務を行っていました。
ところが午後になり、たいして激しい動きはしていないのに息切れがして咳が出始めました。
夕食はあまり食欲がなかったのですが、仲間に誘われて、福井名物「ボルガライス」を食べに。
この頃になると、普通に歩いているだけで息切れがしました。
夜、ベッドに横になると激しい咳が出て、息苦しくて眠れず。
座るといくらか楽にるので、ベッドの上で壁に寄りかかりながら一晩を過ごしました。
起座呼吸というらしい。
この時点での自覚症状は、この息苦しさと起座呼吸のみ。
さすがに、この苦しさはおかしいと感じましたが、翌日は帰るだけなので、何とか我慢していました。
まさか、この呼吸症状があんな診断になるとは、この時は知る由もありませんでした。