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20年ほど前ですが、、
私と同世代の、カナダ人のお友達が、
「カナダでは、僕らが子供の頃に、センチメートル や グラム といった単位が採用され、
僕がまだ学生だった途中で、そういった単位を学ぶようになったから、
幸い、僕らの世代は、センチ や グラムも、インチ や オンスも、両方を理解できるんだ。
僕らより年配の人たちは、習っていないので当然、センチ や グラムは理解できないけど」
、、と言っていたのを覚えています。
「どうしてアメリカでは、十進法を採用しないんだろう、、」
、、と、長く思ってたのですが、実際に住んでみて、
なんとなく、アメリカでは、新しいシステムを浸透させるのは無理だろうなぁ、、と実感しています。
でも、よく見たら、アメリカでも、十進法は採用されているんです。
そういえば、子供の宿題を見ていると、
「センチ」などの単位も勉強しています。
食料品や、日用品に表示されている数字は、今では全て、
インチ/オンス、、などの数字と同時に、
センチ/グラム/ml、、などの単位でも表示されています。
(あ、でも、お肉、魚などの「生モノ」など、グラム表示ナシのものもある)
ただ、、これでも、
一般の市民が、「センチ」や「グラム」に慣れてくる、、ということは、有り得ないでしょう。
どうやら、カナダでも、20年以上前に十進法の採用はされたものの、
アメリカと同じような状況で、
今でも「浸透している」「完全に十進法に切り替わった」というほどではないようです。
今、「センチ」「グラム」などを学校で習っている若者たちですらも、
日常の中で、身長を表すときは、「フィート」のままでしょうし、
体重や、食料品の重さを表すのは、「パウンド」、「オンス」、
距離を表すのはマイル、
液体などの容積を表すのは、「ギャロン」や「オンス」、、
これらを使わなくなることは、おそらくないでしょう。
逆に、私は、、アメリカに来て、何年かは、
「インチ」や「オンス」に慣れることが出来ず、面倒に感じていました。
でも今では、、
例えばスーパーで売られているお肉を見て、「1、3パウンド」と見れば、
「600グラムくらいだな、、」と、即座に頭の中で変換できるし、
「5センチくらい」は「2インチくらい」、、だとか、すぐに頭に浮かぶし
「気温 華氏90度」、、と言われれば「暑いんだなぁ、、」と想像でき、
ある程度、生活に密着すようになりました。
さて、、
eBay で、商品のサイズ、容量などを記載するときに、
センチやグラム以外にも、インチやオンスで記載されていますか?
バイヤーが自分で調べたらいいだけのことですが、、
もしも、タイトルに少しスペースが残っているのなら、
「350g(12.35 oz)」という風に記載してみるのもいいでしょう。
私は、その数字の変換に、サイト/iPhone アプリを利用しています。
私が利用しているのは、英語のサイト/アプリですが、たとえば、、
グーグルで「gram to ounce」などと打つと、
グーグルページ内で、即座に変換できるページが出てきます。(↓)
あとは、こういったサイトも。→ Metric Conversions
iPhone アプリでは、「Units」というものを利用しています。(↓)
当然、日本語のサイトもありますね。→ 単位換算(度量衡)
日本語 iPhone アプリ、「変換くん」(↓)
アメリカでは、小数点以下の数字は、0.35、、ではなく、分数で表しますが、
そこまでは、変換で出てこないので気にしなくてもいいでしょう。