佐渡の食 俺の備忘録 仲間 | 佐渡の食と佐渡の食文化

佐渡の食と佐渡の食文化

生まれ育った佐渡の郷土の食や素材や料理法など綴っています。昭和の頃食べた伝統的な料理や素材にまつわる家族や村の話など交えて記憶に残る景色を綴っております。
株式会社創 代表取締役 東京都渋谷区代々木2-30-4 YCS2階
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共に食卓を囲む仲間

会社のカンパニーの語源が

そうだと聞いた。

夏の炭起こしは火種を下に

冬の炭起こしは火種を上に

夏下冬上。

そんな言葉使うことも

少なくなって

それすら何のことさえ

分からない。

 

家で魚を焼く機会が減った。


家のなかが魚臭い
骨がめんどくさい
確かにわからないでもない。

炉端焼きや居酒屋
さらには干物定食屋など
登場する昨今の飲食店

コロナで大打撃を受け

大変な時代だ。

 

七輪で魚を焼く時代は

先ずは炭で火を起こす作業から始める。

ガス台は私が五歳の頃は
家にあったが魚焼きは

もっぱら七輪で焼く。

炭はというと風呂釜の
燃え残って冷えた炭を
溜め込んだものを
使うことが多い。

点火材に何を使うか

新聞紙もあったが

風で舞い上がってしまう
そこで山で拾ってきた杉の葉

畦豆に植えていた

大豆の枝を保管してある
これは重宝する。


直ぐに火がつくし
適度に枝がついているので
炭は直ぐに赤くなる。

 

ガス台に火おこしを

乗せて炭を点火する

方法もあるが

風呂がまの残り炭だから

灰がぱらぱらと

ガス台に散らばるので

母はついつい小言をいうので

メンドクサイから使わない。


コロナ禍で

自宅で米飯を食べる機会が

増えたとのレポート

昨年の2020年の内閣府による

食生活に関する世論調査。

(複数回答)

家庭でコメを使った料理が増えた8割

コメを使った中食が増えた3割だそうだ。

 

あのボーボーとしたたり落ちる

脂が燻香となり魚を包み込む

その味が焼き魚の醍醐味。

話が散らかった。

多種多様な魚の食べ方
世界でも希な日本民族。


刺身に始まり

焼く

煮る

そして揚げる。


そこまでしなくてもと思うが
アイスクリームまで
イカモノ

キワモノの魚のアイスがある。


何世代の先にどれだけの
食べ方が残ってるのであろう。

先進国を問わず(和食)が
世界を席巻している。


その本場の日本で
魚の消費量は目に見えて
減少していると聞く。

さほど気にもとめなかった。

 

家で食べるということが

見直され一緒のつくったり

家族みんなで食卓を囲む

いいことじゃないですかー。


肉をどう焼いたら旨いかより
魚はどう食べたら
旨いかを考えることが
多くなったのは
やはり歳のせいでもある。