とても行きたいイベントが近隣の町で予定されていて、それに向け3週間ほど前に、2日間の有給休暇を申請、許可をもらっていました。
なのにですね、今やっているプロジェクトが急に忙しくなってしまい、結局、イベント参加は諦めざるを得なくなってしまいました。悲しい~~~。
今取り組んでいるプロジェクト、ターゲット日が設定されてて、これだけは絶対動かせなない。普通ならプロジェクトの進捗状況から、ターゲットの日をずらしたりできるのですが、今回はどうにもならないのです。
私が取り組まないといけない箇所は、他のプロジェクトメンバーが準備した後まで待たねばならず、その準備がかなり躓いていていました。やっと私の番が回ってきたのは予定した休暇の前日という最悪のタイミング。本来なら私は少なくとも2-3日前から開始予定でした。
どうしてもイベントに参加したい一心から、前日は朝6時から仕事を始めて夜中の12時まで取り組んでどうにかキャッチアップするよう試みましたが、準備してもらったことに不備があったため、私の仕事がちゃんと機能しませんでした。
それで同僚に準備をやり直してもらう形になり、この日完了させたいと思っていたタスクが終わりませんでした。ここで翌日から私が2日間も休んでしまうと、プロジェクトが進展せずに、後で皆にしわ寄せがきてしまいます。
めちゃくちゃ罪悪感にかられ、「こんなはずじゃなかったのに!」という気持ちで悲しくなりました。
有給休暇の翌年度への繰越日数を最小限にするようにと、職場から指示されていたので、休暇を消化するために休みを取る予定だったという背景もあるのです。そんなわけで他の同僚たちが同じ立場だったら、こんな状況でも堂々と休むと思うし、そういうカルチャーなので、周りも私が2日間空けても気にしなかったと思う。
なんだか悶々としていたのですが、ハタと気がついたのです。
「予定していた休暇の前に急に仕事が忙しくなってしまった。休暇を強行することもできるけど、それだと罪悪感だらけで休暇が楽しめない。」のは、
「今はそのタイミングじゃないよ」というサインだと。
しかも、2-3日間、強風警報が続いていて、交通手段に影響が出る可能性もありありでした。なのでゴリ押しして予定を決行しても上手くいかなかったかもね。って思ったし。
それで二日間は家から在宅ワークしたんですけれど、そのことを上司に報告すると、プロジェクトが落ち着いたら、別の日に休みを取り直していいと言われました。しかも9時前と5時以降に働いていた時間は、残業扱いの1.5倍で計算して休みを申請していいとも言われました。残業代は出ない代わりに休み時間を長くれるのです。
イベントに行けない悔しさも最初はあったのだけど、捉え方を変えたらなんだかとても気分がスッキリしました。だってどうせ行くなら、仕事のことや天候不良を気にせずに出かける予定を組みたいしですしね。
「OOのせいで出来なかった」と恨みながら何かをあきらめるより、全体の流れやその時の状況をもっと観察して答えがでれば、たとえ同じ「諦める」にしても、すっきりと納得のいく答えが出ると分かった出来事でした。