前回の釣行により、久々に食べたフグ。
やはり美味しいですね。
薄造りにした刺身は、しっかりとした歯ごたえの上、味わいもしっかりとしていて箸が進みます。
昆布〆と塩〆
2日程寝かせた身は適度に味が入っており、身の甘みが際立っていました。
そして白子。
定番の白子ポン酢
切身とネギも一緒に合えてみました。
白子の天ぷら
白子のフライ
どれも美味しい!!!!
今回特に美味しかったのが、
バター醤油のアルミホイル焼き
ネギとマッシュルームを乗せてトースターで10分。
最高です!!!!
また、出汁を取って作った…………
フグ茶漬
出汁が上品であり大変美味。
写真は無いのですが、茶碗蒸しは言うまでもなく美味しく、改めて出汁により味が変化ることを知りました。
あっと言う間になくなったことから、再びフグを仕入れに海に行ったのです。
6月19日
天気:雨 風:南西1m 波:凪
潮色:澄み
前日から雨予報であり、風も強く吹く予想が出ていた。
外海に逃げようかと考えたが、釣果はイマイチなのに、良く行く宿は満船…………。
悩んだ挙句に、好釣果が続いていた湾フグへと向かった。
湾フグ
奥が深く、繊細な釣りのイメージがありましたが、数も釣れていたことから容易に捉えていました。
また、天気も良くないことからそこまで混まないと考えていたのです。
宿についたら激混み…………。
3隻のフグ船は満船となっていました…………。
ポイントまでは45分程走り、大貫沖でスタート。
水深は16m程。
仕掛けを投入し、空合わせを入れて行くと、
「クン」
合わせるが乗らない。
アタリは適度に出るが、掛けられない…………。
正に湾フグ
色々試しているがどうも上手く掛からない。
分からない
何がいけなくて、何が合っているのか…………。
自問自答を繰り返す。
ようやく乗りました
サイズは良く、丸々とした個体。
引き味も良く、ズンとした重量感のある抵抗でした。
周りではポツポツとフグが上がる中、自分はエサばかり取られる。
ようやく掛かった2匹目がヒントとなり、何となく誘いが見えてきました。
船中ではポツポツとフグが掛かるが、釣れている人は決まっていました。
見て行くと、ある程度の共通点があります。
自分も行っていたことでもあり、間違いではなさそうだと感じました。
後半も掛けられないアタリも多いながらも、掛けて行きます。
最後の最後まで集中して向き合い、終了となりました。
<釣果>
ショウサイフグ:8匹
前日の釣果はトップ27匹、この日は16匹。
大体の方が2~3匹程の釣果であり、自分は大分健闘した方でした。
初めての湾フグ、大変面白かったです。
正に居食いを捉えて掛けて行く
これが今まで想像していた湾フグであり、その通りの一日でした。
難しいからこそ火が付くのです
どうしたら釣れるのか…………。
常に考えて、いかに数を釣るかを意識して向き合っていたらあっと言う間でした。
そして今回も白子がしっかりと入っており、8匹中7匹が白子持ちでした。
フグの魅力はやったことがある人しか分からないかもしれません。
マニアックな釣りであり、簡単じゃないからこそハマってしまうのです。
ひょんな事からトラフグをお裾分けしてもらいました。
ショウサイと比べると、身の味わいが強く、弾力があります。
良くTV等で、5~6枚一気に食べて美味しいと言っておりますが、不味くはないまでも、食べにくいはずです。
薄造りにするのにはちゃんと理由があるんですね。
噛めば噛む程味わい深くなります。
釣る楽しみも、食べる楽しみもあることから、ついついまた行きたくなるのです。