誌面一番の左下で自費出版広告が掲載されていた。

いつもありがとうございます。

 

本を出したと聞くと返ってくる言葉は「印税が入るでしょう」がっかりする。大手書店流通契約もナシ。有名物書きでもない。素人だから本当のことが書ける。欲得も名誉心もないからね。

 

掲示板やXで書き込んでいても流れ消えるだけ。残酷な動画投稿者に「地獄へ落ちろ」と書き込み、マスク氏にも「動画を放置しないで」と訴えたが逆にアカウント停止処分となった。文に書き留めてと本を出した。最初から千葉日報新聞社から本を出したかったが、一時期出版部が閉鎖されていた。仕方なく県内にある出版者を探し、安孫子にある出版社を選んで詐欺に遭った。落ち込んだ。二重の地獄。警察へ刑事告訴を出した。連絡一つなし。面倒くさいからだ。ある程度分かっていた。ああ!やっぱりか。

 

愛猫への思いをこんなことで、打ち消されてたまるものかで、自分を立て直した。議員が条例を作る仕事であるのに彼らは票にならない事柄などしない。政治屋ばかりの政治家の現実。政治屋批判が気に入らなかったんだろう。票と金儲けのことしか頭にはない政治屋たち。

 

事実を知らせなければ。そこで失われる命を。

人間だけが命を持っているわけではない。

家族である命が「物」扱いの現実を考えてほしい。毎日、涙で目も腫れ、よれよれの心中で書いた。必死で事実を書いた。最愛の愛猫千幸の無念の思いをまとめた。千幸をはじめ動物は動物の命は、「物」ではないことを訴えて私はあの世に逝こう。

 

動物の保護活動は大事である。保健所で殺される現実を考えると

命を救えることができるから。死に追いやるのは飼い主としての資格はない飼い主により殺される。保健所の人ではない。飼い主が一番悪い。そして金儲けの人たち。

 

私は原点の原点で動物愛護を考え誰も書かない、言葉に出さないを書いた。私には忖度する関係がないから。

 

本当は書店流通で多くの人へ読んでほしいであったが、経済的にできないかった。それに返品本となると多くは廃棄処分、買い取ることは更に高額になるという。廃棄処分、焼却である。

絶対にできない。愛猫の本である。

 

そこでかつて「菜の花通信員」として千葉日報で街中の話題を取材する記者として貴重な体験をさせてもらった。電話をしてみた。書店流通はしないが自費出版で受けられるとのこと。

即頼んだ。時代の流れで当時を知る人はいなかった。

 

小さな地方新聞社であるが、大手と違うのは人同士として理解してくれる雰囲気である。これが一番大切である。私の思いを受け止めてくれた。それが千葉日報での自費出版であり広告であった。広告は本を売ることの宣伝だけではない。人の目にさらすことができる。

 

広告で本の題字、裏表紙に書かれた内容だけでも目にしてほしい

思いで広告にした。そこにある地方紙のやさしさであった。

 

千葉日報さん、ありがとうございます。本当にありがとうございます。