10月16日、月明りもなく晴れたので、小マゼラン雲を撮りました。

一応一軸の自動追尾をするつもりでいましたが、キャリブレーションが

完了しなくて中止しました。多分天の南極に近く、赤経方向のずれが

小さいためパラメータを変えないといけないと感じています。

 

露出は30秒、ISO感度は6400と高めにしています。レンズは

RedCat51、F4.9、カメラはオリンパスの多少古いモデルのE-PM2.

30枚くらいをスタックしています。肉眼では全く分からず、近くの

明るい星から少しずつ視野を移動して散光星団のNGC104を

目印にして、さらに少し高度を下げて試し撮りしながら構図を

決めるという多少手間のかかる方法でフレーミングしました。

ファインダーにはレッドドットファインダーを使用していて、

見えない空間を目標にするのはなかなか難しく感じています。

 

小マゼラン雲の写真左の散光星団はNGC362です。

 

少し天頂側にNGC104があります。こちらはISO12800、10秒を

10枚ほどスタックし、少しトリミングしています。

画面下の少し明るいのが小マゼラン雲です。