他人に自慢できるものじゃないけどvol.9(#ついに手に入れたもの) | おいでませ!~ ば・ばぁむくぅへん's Room~

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家族のこと、好きなもの、思いついたこと、その他モロモロ・・・・・
心のおもむくままに書き綴っております。
よろしかったらのぞいてみてけらっしゃい。

皆様こんにちは。

 

 

前回は自分の身に起きた不思議な体験と

新たな職場に異動になった話でした。

 

 

異動先は会社あげての新規事業を担当する部署で

事業計画が相当遅れている状態らしかったです。

 

 

いつも通り仕事を覚えて

期待されている生産量をこなそうとするのですが

 

設備の立ち上げが不十分で不調になることが多く、

しょっちゅう技術者が計測機器を借りにくる

こともあり、仕事がなかなか捗りませんでした。

 

 

それでも生産の遅れが酷いため

上司が毎日現場内を見回ってはダメ出し連発。

 

 

翌日出勤すると物の配置が変わっている

なんてのはザラで、毎日がピリピリ状態。

 

そんな中

 

一所懸命にやってるつもりなのに

何故か仕事ができなくなっていきました。

 

 

同僚から引き継いだ時は製品棚がスッキリ。

でも私が帰る頃には残ってしまいます。

 

 

申し訳ないな、頑張るしかないなと

毎日気を引き締めて作業していたつもりなのですが

思うような結果にならない日が続き

家にいても不安が抜けなくなってしまいました。

 

 

夕食時にTVを観る息子達が爆笑する中

ニコリともできなくなった私を

夫が苦々しい目で見ていました。

 

 

そして「会社辞めたら?」の言葉。

 

 

その時初めて「辞めていいんだ…」と

考えることができました。

 

 

辞めたいと思ったことはありますが

今、収入が減るのはマズイと

 

「自分が好きでこんな勤務をしている」

と思い込もうとしていたのです。

 

 

その言葉のおかげで気持ちが楽になり

辞めるかどうしようか、考えながら

仕事をこなしておりました。

 

 

すると

 

「なんだ、大丈夫じゃないか、このまま頑張ろう」と

思い直すたびに、嫌になることが起きる

ような気がしてきました。

 

 

心が弱っているので、些細なことでも

気に病み加減になってしまうせいもあるでしょうが

 

なんとなく「辞めたい」という気持ちを

切らさない方向ににもっていかれてる、みたいな。

 

 

会社の廊下を歩いている時も

「ここにいてはいけない」と

背中をせっつかれるような気がして

 

「事故とか災害でも起きるのかな」と

思ったほどです。

 

 

その後も何度か職場移動を指示されて

最終的には市内の元の部署に戻りましたが

 

集中力の低下のせいなのでしょうか、

 

新しい仕事を覚えられる気がしなかったり

その職場に全く馴染む感覚がなかったりと

 

今思えば、まるで夢の中にいるような

現実感の薄い状態でした。

 

 

元の職場に戻れば戻ったで

椅子に腰掛けた途端、睡魔が襲ってくる状態になり

それでも懸命に仕事をしていたものの

とんでもないミスをしてしまったり…。

 

 

本当に、今にして思えば

すぐさま辞めておけば自分も楽だったし

職場に迷惑をかけることもなかったなと

反省することしきりです。

 

 

 

次回に続きます。

 

 

 

ようやくラストかな。

 

 

 

ついに手に入れたもの

 

 

 

 

 

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