「忙」という字は、「心を亡くす」と書きます。

とは、よくいうけれど、確かにそのとおりかもしれない。

 

世の中は、お盆休みで、

ええ、夏休みを取るのは自由です。

別に、好きな時に休みを取るのは自由だし、全く構わない。

 

単純に自分自身の作業工程の組み方が問題だっただけ。

まさに墓穴。

なのに、勝手にテンパる。

 

決裁者が翌日からお盆休みに入るから、

どうしても今日中に承認を受けなければいけない書類があって、

でも、それが大量で、

なのに、作業効率が低くて、時間だけは着々と過ぎていく。

 

やばい・・・・。

と思うほどに、思考回路が狭まって、

しまいには、8,000円×3=24,000円の計算すら

出来なくなっていて、

同じチームの人への言い方もキツくなるし、

物の扱いも荒くなるし、

挙句に、「なんでこんな分かりにくい仕事を!」と人のせいに

したくなったりして・・・。

 

後からだいぶ反省しました。

ごめんなさい。

 

心の余裕が、まさに無くなっていましたよ。

そういう状況になると、自己中がエスカレート。

 

皆んなが皆んなそうじゃないでしょうが、

忙しいからと、そこにばかりフォーカスしていくうちに、

視野は狭まり、被害者意識が高まり、

冷静な判断力も低下していって、

意外と作業効率を自ら下げている状態に陥っている。

 

一呼吸置いて、お茶の一杯も飲むくらいの方が、

心に余裕、スペースができて、

周りの人にも笑顔で対応できるし、

物事を俯瞰してみれるし、

本質も捉えやすいし、

今、何が一番最初にやるべきことか、

どうすれば作業が効率よくできるか、

どうしてこの数字が合わないのか、

そんなことも、見えて来やすい。

 

うっかり、いつもの墓穴を掘るところでした。

 

さて、来週からは、心の余裕を忘れずに、

心を亡くすことがないように、

地に足をつけて、いきたいものです。

 

あ、「疲れた」も「憑かれた」だった。

流されないように、ちゃんと、今ココを生きよう。