手紙内容は、その方の近況を
伝えるものでしたが、
不安と、思い通りにならない人生への
苦しみが感じ取れました。
アメリカの医学博士で、
意識と自然治癒の研究で
世界的に知られるラリー・ドッシー氏の著書、
『祈る心は、治る力』では、
祈りがもたらす絶大なる治癒効果について、
最新の医学研究をもとに実証しています。
ラリー・ドッシーの研究は、
祈りが単なる心理効果ではなく、
実際に人間の健康に
影響を及ぼす力を持っている
ことを示しています。
人生では、自分の力ではどうしよう
もない出来事に
遭遇することがあります。
そんなとき、祈りは、ざわつく感情を鎮め、
心に平穏をもたらせてくれます。
神仏を信じないという方は、
太陽や星を仰ぎ、
ただ天に祈るのも良いでしょう。
あなたの願いが叶うかどうかは、
天の神さま次第ですが、
あなたが抱えている重い荷物を
天の神さまに預けると、心が軽くなるはずです。
困難にあっても、私が平静でいられるのは、
毎朝、太陽に祈りを捧げ、
お釈迦様、観音様、ご先祖様…と、
手を合わせているからと思います。
周囲が助けてくれても、
結局、最後は、
自分で決断して、
乗り越えなくてはなりません。
その重みに耐えられないとき、
手を合わせて祈ることで、
不思議と心が落ち着き、
生きる勇気が出てきます。