小学四年生。
自我の目覚めが始まる時期だった。
同級生の男の子の誕生会におよばれした私。
どうしても行きたくて、
なぜか私がパーティーに行くのをしぶる
母に頼み込んで買ってもらった筆箱を
プレゼントにもって出かけていった。
男の子のおかあさんの用意してくれた
ちらし寿司を頬張りながら、オレンジジュースを飲み、プレゼント渡して
おしゃべりを楽しんで、
その後、近くの神社で鬼ごっこしたり、かくれんぼしたり。
ほんとに楽しかった。
わたしもこんなイベントがしたくて
雛段飾りを飾った離れの部屋で
ひな祭りに親しい友人を招待。
母にちらし寿司を用意してもらった。
そのときの毛氈の赤
錦糸玉子の黄色
でんぷの桃色が
今も忘れられない。
こんな思い出を振り返っているうちに
去年投稿できなかったおひなさまたちを今年は飾って一年に一度の出会いを楽しみたくなった私。
キラキラリースは「季節のおりがみつり下げ飾り」から参考に作りました。