西善寺(秩父札所八番) | 千囃連のブログ

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恒例、年度末ぶらり旅 15場所目は
西善寺(秩父札所八番)です
 
数年前何箇所か秩父札所を巡っていましたがまだ伺って無い札所の一つです

 

本尊:十一面観世音菩薩  宗派:臨済宗南禅寺派

 

 

開創は文暦元年(1234年)。現在は臨済宗南禅寺派に属する禅宗の寺だが、以前は浄土系または天台系の念仏の寺だったらしく、御詠歌や縁起に見られるように観音霊場でありながら直接本仏・阿弥陀如来による救いを説いていることから、当時西善寺は阿弥陀三尊の信仰を説き、多くの信者を集めていたことがうかがえる。
本堂には阿弥陀三尊像が安置され、阿弥陀如来を中央に左に観世音菩薩、右に勢至大菩薩が配されている。三尊仏いずれも前屈みの立像で、来訪者をやさしく極楽の世界に迎えてくれるように感じる。

 

 

 

秩父札所
日本百番観音霊場の秩父三十四観音霊場、その中の秩父札所八番が、西善寺になります。秩父札所の成立は文歴元年(1234)、播磨国 書写山 円教寺(西国札所27番)開山の性空上人ら13人の権者が、秩父を巡暦してここを観音の地と定めたことに由来する。歴史的には室町時代中頃に成立したのが定説である。札所の最も古い資料は「長享二年(1488)秩父観音札所番付」(法性寺蔵)である。この番付では当山は三十一番であった。日本百観音霊場の編成は室町時代の末頃、関東では観音信仰が盛んで、しかも百観音成立の中心地であったため、秩父札所が進んで百観音に組み入れられることとなったようだ。それゆえ地方性を脱却したとされる。「大永五年(1525)西国三十三番・坂東三十三番・秩父三十四番の供養塔」長野佐久市岩尾城址や「天文五年(1536)西国坂東秩父百ヶ所順礼納札」(法雲寺蔵)がその成立を物語る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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