横浜に何やら凄い名の神社が有るので行って来ました
伊勢山皇大神宮です
『関東のお伊勢さま』と親しまれており、明治初年に国費を以て創建された神社であり、神奈川県の宗社、横浜の総鎮守とされています
かつては、久良岐郡戸部村の丘陵に鎮座されていましたが、神社名、創建年代共に不明です。
明治維新後、神仏分離、国家神道の時代を迎え、当地横浜が国の貿易の要として開港されるに及び、人々の心を1つにし、外国との国柄の違いを胸に刻み、国家の鎮護を祈る事を目的に、明治3年4月14日、時の神奈川県副知事井関盛艮氏が太政官に対し建白書を送り、『伊勢山に皇祖の御社を勧請あれば、高麗の宮殿を創立し、国家の鎮護を祈り、人民をして、崇敬胆仰せしめん』との布告を戴き、社殿を始め、境内の整備が開始されましたそうです
御祭神 天照大御神
皇室の祖神様で、伊勢の神宮[三重県伊勢市鎮座]の内宮ないくう の御祭神と同じ『古事記』にその昔、日本の国造り、神造りをされた伊邪那岐神いざなぎのかみが、妻の伊邪那美神いざなみのかみを慕い黄泉よみの国へ行かれた穢けがれを、筑紫つくしの日向ひむかの橘たちばなの小戸おど の阿波岐原あわぎはらで禊祓みそぎはらえをなされた時に、左の御目より成りませた神と伝えられます。その後、二神の詔命によって高天原たかまのはら[全世界]を統治なさる様になりました。また御名の如く、天高く輝き亘わたる日輪[太陽]の意で、この世に生きとし生けるもの全ての誕生から、生成発展を司り、その御神力は、この世になくてはならぬ真に尊く偉大な御神徳です
由緒より
情報
伊勢山皇大神宮は2020年に鎮座150周年を迎え、伊勢神宮の旧社殿を新たな本殿として再建することになったのです。横浜にお伊勢さんがやって来るようです
譲り受ける旧社殿はかやぶき屋根で総ひのき造り。そのままでは都市部の防火基準に適合しないため、建物全体をガスが封入された特殊なガラスで覆い、防火を図るそうです。またガラスは電気を通すと青色に変わり、光や熱を遮るため、建物が傷まないよう保護もできるそうですヨ
完成予定は平成30年12月
二の鳥居
注連柱と拝殿
手水舎
伊勢山碑と蒋公頌徳碑
杵築宮子之大神
御朱印
御朱印帳