印旛沼龍伝説を訪れて | 千囃連のブログ

千囃連のブログ

神輿・祭りを主に日々の出来事を書き込んでいきます
 ☆☆神輿会員募集中☆☆一緒に担ぎましょう!!

印旛沼龍神伝説(千葉県栄町役場発行パンフレットより)
 天平三年(七三一)年、その夏はことのほか暑く、水不足となった。時の聖武天皇の命により、龍閣寺の釈命(しゃくみょう)上人が雨乞い祈祷を行うと、
 印旛沼の主の小竜が、大竜に殺されることを承知でその願いを聞き入れ、七日七晩、雨を降らせてくれた。雨が上がった後、沼のほとり3ヶ所で、
 分断された竜の死体が見つかり、上人は竜との約束どおり、頭を龍閣寺に葬り、寺の名を龍角寺と改めた。また腹部は現在の本埜村に、尾は
 八日市場市にある寺に手厚く葬られ、それぞれ龍腹寺、龍尾寺と名付けられたと伝えられている。


本日参拝したお寺は 龍角寺 龍腹寺 


龍角寺(千葉県印旛郡栄町)は


 709年に竜女化来し、一夜のうちに諸堂を建立したと伝えられる、関東地方で最も古い寺院の一つで、当時は東に高さ33mほどの三重の塔とも
 五重の塔とも推考される塔があったそうです。

 
今日は早稲田大学の考古学?の方々現状調査を行っておりました














龍角寺境内の塔跡(とうあと)は、

飛鳥時代の680年に建立されたとされる龍角寺本堂の東側にあります。塔は昭和45年(1970年)の発掘調査によって、約12m×12mの基壇をもつことが判明しています。現存する花崗岩製の石は塔の中心を通る柱の基礎となるものです。







銅造薬師如来坐像は、龍角寺の本尊です。高さ1.3m、面長19.3㎝あります。
江戸時代の元禄年間(1688年~1703年)に火災にあいました。奈良 時代前期の作とされるものは首から上部の部分です。
胴体部分の補修は正徳年間(1711年~1716年)に行われました。


ただ今早稲田大学チームで遺跡・地形調査中でした





龍腹寺(りゅうふくじ)は、

千葉県印西市竜腹寺(旧・本埜村)にある天台宗の寺院。山号 は玄林山。本尊は薬師如来。 ... 龍が天に昇って雨を降らせたが、3つに分かれて地に 落ち死んでしまった。その胴の部分がこの地に落ち、それを祀り「龍腹寺」と号したという 。


龍腹寺地蔵堂



















少し離れた場所にも 龍腹寺の石柱が

門は閉ざされておりますが

天台宗 龍腹寺本堂の様です














龍尾寺は(以前参拝済)

天竺山尊蓮院と号し、真言宗で本尊は釈迦如来です。市内で最も古い歴史を持つ寺で、境内にある薬師堂の前に立っている石灯籠は、古くからの龍神信仰を伝えています。天平4年(732)、天下は干ばつに苦しめられ、釈明上人が印旛沼のほとりで雨乞いの祈祷を行いました。結願の日、雷鳴とともに雨が降り出しました。その直後、天から三つに裂かれた龍の遺骸が落ちてきました。それを葬って寺を建てたのが、龍角寺(印旛郡栄町)、龍腹寺(印旛郡本埜村)、龍尾寺(匝瑳市大寺)と伝わっています。






龍尾寺 


Android携帯からの投稿