今回は真言宗智山派 天竺山 尊蓮院 龍尾寺
「関東三龍之寺」と記載されている興味深いお寺です
「龍」の字をつけた寺院の伝説を共有する3つの寺院は、「龍角寺」 「龍腹寺」 「龍尾寺」
斉明天皇7年(661年)。旱魃の折に釈命上人が降雨の修法を行い、これに応じて雨を降らせた小龍が龍王の怒りを買い、身を3つに引き裂かれ その龍のからだが頭、胴、尾の三つに分かれて落ちてきたといいます。
そして、頭が落ちてきたところが印旛郡栄町の龍角寺であり、胴、尾が落ちてきたところに、それぞれ龍腹寺と龍尾寺が建てられた・・といいます。
この三つの寺が今でも『関東三龍之寺』
とよばれており、房総の龍伝説として言い伝えられている。
龍尾寺
このお寺には 弘法大師(空海)が来山し、現在も手洗水として使われている井戸を掘った。この井戸の水は、洗眼すると眼病にも効能があるといわれています
朱塗りの山門
手洗水は「弘法大師手鑿の井戸」から引いているという
本堂。灯篭にも龍が巻きついています
御朱印