いつの頃からか、そんな撮影のお供だったのがシルバーの三脚・SLIK MASTER
・パーン棒一本でどんなアングルにも素早く確実にカメラを振り向けることが出来る。
・エレベーターはクランクをくるくる回して上下する。
・ロックナットを緩めるとアルミ製の脚がシュルシュルと伸びる。
自分が初めて出会った三脚は、父親が使う堅牢で、報道機関や官公庁でも使われるプロ仕様の名機だった。三脚の基本も父親に教えられた。脚のロックナットは手首を返す程度、ほんの少しだけ緩めて脚が伸びきるまで確実に出してから、締める。三本の脚は均等に、いっぱいまでしっかりと開ききってから固定する。当たり前のことのようだけれど、意外に出来ていない人が多い。
そんな自分にとっての三脚の基本スリックマスター。
中学から高校にかけての頃だったか、CANON F1（初期型）のお供として、このスリックマスターを担いでよく出かけて行った。大人になって何本かの三脚を手に入れたけれど、どこかにスリックの影があったのか、満足するものは無かった。
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これがそのスリックマスター。
自分が使っていた30年前からすれば、既に十二分にボロボロで不具合もある。
「もう使っていない」というので、父親から引き取ってきた (^o^;)
そして今回、1970年代のSLIK MASTERの復刻版である、SLIK MASTER CLASSIC という存在を知り、ネットショップではしばらく在庫切れが続いていたのだけれど、少量入荷したとのことで早速注文した。
【即配】(SB)SLIK(スリック) 三脚 MASTERCLASSIC マスタークラシック【輸...
￥11,500
楽天
この SLIK MASTER CLASSIC は輸出専用品（国内未発売）のアウトレット品だけれど、かつての名機スリックマスターと同等のモデルが、1万円少々で手に入るというのは超破格！だと思う。
軽量なカーボン製ではないけれど、
持ち運び易いコンパクトさもないけれど、
三脚選びに迷っている人、初めて三脚を買おうと思っている人にもオススメ出来る。
そして、名機スリックマスターへのリスペクトを感じられるのも嬉しい。
一眼レフカメラをパーン棒一本で自由に振り回せてアングルを決められる感覚というのは、体験してみなければわからない気持ちのイイもの。気になる人は在庫も少ないようなのでお早めに！
手元に届くのが今から楽しみです o(〃＾▽＾〃)o