今から20数年前の大学時代に、レストアされたFIAT500の後席に乗せてもらったことがあった。
FIAT500の専門店に友人と二人で遊びに行った時のことで、オレンジ色のチンクで街を走ると歩道の人たちの視線が熱かった。自分にとって、チンクエチェントに一番近い体験がその時で、シートバックから聞こえるエンジン音はユーモラスでありながらも、たくましく感じた。
その後、現代に甦ったFIAT500に興味を惹かれつつ手に入れるタイミングを逸していると、アバルトまでもが復活した。そして先日のLE VOLANT CARS MEET 2012で、現代のサソリを目の前にしたわけです。
このABARTH500Cは「屋根開きオートマ仕様」なんですが、ビコローレ配色がなんといも個性的。5MT仕様のABARTH500には、この配色はラインナップされていない。MTに乗っていたのはマーチ(K11)が最後で、その後のOPEL TIGRA, VITAも、今のPTもAT仕様。でも、未だに「クルマはMTの方が思い通りの運転が出来る」という持論を捨ててはいない。
さて、今一番気になるクルマABARTH500 or 500c
PTほどに荷物は積めないけれど後席を倒せば必要にして十分。コンパクトな車格は可愛らしくありながらもサソリの毒がまわっているのでノーマルの500とは異質。こういうクルマに乗るには割り切りが必要かもしれないけれど、ネット上の試乗レポートを複数読む限り、意外に普段使いで問題はないとのこと。
既に毒がまわりはじめているようだけれど、それが心地良かったりするのです (^o^;)
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