劇団宇宙キャンパス共演者五月女泉参加。道楽息子『かぞくのわ』@富士見台アルネ543
昨年上演予定だったものがコロナのせいで頓挫した、今回はそのリベンジ公演。
(注:この先ネタバレを多分にする可能性大です)
(注:読むかどうかは個人の判断にお任せしますが、可能なら前情報は入れない方がオススメです)
『上演につきまして 一部気分を害する表現が存在することを お知らせ致します』ご案内にかような文章で始まる(つまりこの後も割と長めに続く)ひと枠が付いておりました。
「なに甘えた事抜かしてやんでぇ!ナマの舞台なんだからエグくてもクドくてもエッジを狙うに決まってんじゃねーか!!そんなんで気分悪くなるような手合いは気合いも根性も足りてねぇんだよ!!!」などと居直る老害が居そうね^^;賛否別れそうだけど、思いやりの深い取り組みと思います(かく云う私は自分のアイディアをゴリ押ししたが為にお客様どころか演者側にもトラウマこさえた前科者なので^^;)。かようにホスピタリティは最高(^^)
そんなわけだからお話は内容も演技も演出もなかなかのものでした。やり過ぎと思うのも仕方ないところ。見事なのは作家演出家のセンスの良さで(当事者で無い私には)素敵な芝居として観せてくれています。俳優によってはかなりクドい芝居してる方もおりましたが、それも全て包み込んで良〜いバランスになっている……脱帽です(^^)
テンポも視線誘導も見事。なので休憩有り150分というのが信じられないくらいの体感でした。むしろ休憩要らなかったんじゃねぇの?まであります。もちろん全て手練れの俳優陣の演技があっての事ですけどd(˙꒳˙* )
学ランは小劇場の照明との相性悪いね^^;
個人の感想ですが、今世紀最大級、いやワンチャン人生最大級まであるかもしれないバッドエンド『という快感』をいただきました。家族という軛の捉え方については嗜好が会うのかもしれない。オススメなのは間違いないです。
31日まで♪