劇団宇宙キャンパス共演者岸本尚子、宮崎優美参加。『ワニズふたり芝居〜これが一番大切な絵/どんなにあなたが捜していても』@新中野ワニズホール。知己のふたりの作品は先発で『これが一番大切な絵』
ワニズホール主催の企画公演で、'17年12月に一度拝見しています。往時は参加4組8名2時間というボリューミーな(ヒソヒソ…全編面白かったらね^^;…ヒソヒソ)ものでしたが、今回はハーフサイズになってました。
芝居に関しては心配事なぞこれっぽっちもありません。全員が実力を遺憾無く発揮していてとても楽しかった。ふたりの会話だけという小出しにしか出てこない情報プラスふたりの演技から、やがて全体像がほろほろと見えて来る塩梅が絶妙で(内容がポジティブかネガティブかに関わらず)これはもう快感のレベル(^^)
芝居もヴィジュアルもチャーミングでした。先発のふたりは云うに及ばず、後半作品のチームがまさかのヴェテランで(この表現微妙だな^^;序列考えると先発任されたふたりよかは先輩だろうけど、私よりおねえさんかどうかは判らないからね^^;^^;)厳しかったり崩れたりしている芝居中での佇まいはもちろん、カーテンコールでの一転柔らかい雰囲気なんかもとてもキュートでした。まだまだひとってのは居るもんです。
難しいとこだなと思うのは、キャスト人数は基本集客に比例するので「企画は面白いけど公演として成立出来るのかいな」という部分。企画内容として確かにワニズさんはキャパシティもステージの広さも申し分ないけど、集客それ自体は水物だから心配になったりもする訳です。
私だって立ち方の端くれだからやってみたいなとは思うけど……自信ねぇからなあ^^;
俳優4人の俳優としての素晴らしさを堪能してくれば良いと思います。
本日16日まで♪