宴遊企画共演者滝川華子所属。カラスカ『約束のチバーランド』@築地ブディストホール。

消毒検温は云わずもがな、客席の半分以上を潰し、舞台と客席のディスタンスを取り、俳優は透明な飛沫ガードを付け、換気の為にわざわざ休憩を取る。そんだけ努力を払い、身を切って公演を断行してる団体さんをクサす言葉は持ち合わせていない。まぁ当ブログでこき下ろされるような輩はこのご時世にこんな犠牲払って舞台なんかやらないだろうから「ハズレの芝居が無い」という事に関してはむしろ良い状況なのではなかろうか(皮肉)。
当然内容は圧巻のカラスカクオリティ。今回もキ×ガイ(=天才)な世界観に、面白と馬鹿馬鹿しさてんこ盛り、風刺も効いて極上の130分でした。理屈という背骨がしっかりしてるから、どんな突拍子もない展開でもちゃんと腑に落ちて楽しめてしまう……WWEだねσ(^_^;
久し振りに舞台観て大笑い出来ました(^^)/


詮ない事を書きます。

飛沫ガードをしてると判った瞬間に私のテンションが下がってしまったのは否めない。そんだけ気を使っているが故の姿なのは重々承知してるんだけど、やっぱりそれが目に入ってしまうと、醒めてしまうというか、ゲンナリしてしまうというか。
誠意を表し、ちゃんと設定として理由付けした上での飛沫ガードやマスク姿での舞台だから工夫の結果なのも頭では理解するけれど、そしてそんな誠意や工夫を否定したくは無いんだけど……こんなご時世だからどーしたって現実に引き戻されちゃう駄目な私。
だからカーテンコールで俳優さんに『こんな物』と云って貰えて、凄く気持ちが救われました。そりゃそうだ、好きでこんな物付けてる役者なんか居ねぇって(^^)

ああ、支離滅裂……………………。


とにもかくにも芝居は最上級に面白いです。オススメです。
チケットはもう無いそうですが、配信あるらしいので是非鑑賞して、削った客席の補填をしてあげて下さいm(_ _)m
明日2日まで♪