#26
"STRAYDOG"Produce『心は孤独なアトム』@池袋シアターグリーンBIG TREE THEATER
公演概要・役者紹介のペラ一枚すら配布をせず豪華美麗なパンフレットを販売してる段階で一抹の不安を感じ、開演してからの観客誘導の傍若無人さ(出ハケ口に使っている劇場入口から客入れるってどうなの?)が目についてしまったらもう駄目である。
スタッフワークは雑。舞台裏の音は丸聞こえ。俳優の演技はいちいち不自然な上にそれが演出であるようにも見えない。踊って歌うシーンでハンドマイクを使うから歌声を拾わない(そのくせハンズフリーマイクが後に出てくる)。タップの群舞が2曲あるのだけどそもそもステップ踏まないし、片方は唯一のテクニカルセクションをしくじるしもう片方は音楽のボリュームが高すぎてタップの音を潰している(誤魔化してるのかも知らんけど、ならならやらなきゃ良いのでは)……などなど、細かいアラがオンパレードで押し寄せる。
主人公の人生の分岐点3ヶ所のエピソードが同時に流れて集約するストーリー形式だったけど、演出の工夫も無ければ俳優の演技も単調だから話の重大さが伝わってこない。その上で珍奇な動きだのコント風のシーンばかりを頑張るからまぁバランスの悪いこと(中田カウス師匠を一夜干ししたような俳優がコント担当。ベテランだし抜群に上手い方なんだけど、あの使い方はむしろ失礼)。
そして起こっていることの説明も足りてなければ振ったネタの回収も雑。それが二時間続いた後に舞台上で俳優にドヤ顔されても、ねぇ。
メインで客寄せの女優(某有名アイドルグループのOG)が公演二日目にして左足をギプスで固めて立っていた、事に関しては目くじら立てることでは無い(アクシデントだろうと察する位は出来るさ、大人だもの)。
でもカーテンコールで謝るくらいならネタに転化させるなりストーリーに組み込むなり手段はいくらでもあるってえのに……いちいち手薄なんだよなぁ。ちゃんとした舞台にしよう、とアタマ回してるようにすら見て取れない。
確か私が大学卒業前後から活動してる団体であり作演だった、と思う。二度ほど観たはずだけど、企画が突飛で集客が良い割に舞台その物は面白く無かった、という記憶くらいしかない。
ハッタリかまして終演日まで客入れてアガリを出せばそれでビジネス自体は成立するんだろうけど、そこで提供するのがあの程度の物ならば「じゃあ芝居じゃ無くて良くねぇ?」と思ってしまう。
でもこれはキリスト教と出雲神話で死後の世界の論争するようなもんで、絶対的な価値観の違いだから良し悪しで割り切る物ではない。
むしろ原発問題や少子化問題より『金儲け』を謡ったパーティーを政権与党にするような国に於いては、私みたいに現場で下らない演劇論を戦わせる貧乏オッサン俳優よりはこの団体様の姿勢の方がむしろ正しいんだろうけど……ね^^;
"STRAYDOG"Produce『心は孤独なアトム』@池袋シアターグリーンBIG TREE THEATER
公演概要・役者紹介のペラ一枚すら配布をせず豪華美麗なパンフレットを販売してる段階で一抹の不安を感じ、開演してからの観客誘導の傍若無人さ(出ハケ口に使っている劇場入口から客入れるってどうなの?)が目についてしまったらもう駄目である。
スタッフワークは雑。舞台裏の音は丸聞こえ。俳優の演技はいちいち不自然な上にそれが演出であるようにも見えない。踊って歌うシーンでハンドマイクを使うから歌声を拾わない(そのくせハンズフリーマイクが後に出てくる)。タップの群舞が2曲あるのだけどそもそもステップ踏まないし、片方は唯一のテクニカルセクションをしくじるしもう片方は音楽のボリュームが高すぎてタップの音を潰している(誤魔化してるのかも知らんけど、ならならやらなきゃ良いのでは)……などなど、細かいアラがオンパレードで押し寄せる。
主人公の人生の分岐点3ヶ所のエピソードが同時に流れて集約するストーリー形式だったけど、演出の工夫も無ければ俳優の演技も単調だから話の重大さが伝わってこない。その上で珍奇な動きだのコント風のシーンばかりを頑張るからまぁバランスの悪いこと(中田カウス師匠を一夜干ししたような俳優がコント担当。ベテランだし抜群に上手い方なんだけど、あの使い方はむしろ失礼)。
そして起こっていることの説明も足りてなければ振ったネタの回収も雑。それが二時間続いた後に舞台上で俳優にドヤ顔されても、ねぇ。
メインで客寄せの女優(某有名アイドルグループのOG)が公演二日目にして左足をギプスで固めて立っていた、事に関しては目くじら立てることでは無い(アクシデントだろうと察する位は出来るさ、大人だもの)。
でもカーテンコールで謝るくらいならネタに転化させるなりストーリーに組み込むなり手段はいくらでもあるってえのに……いちいち手薄なんだよなぁ。ちゃんとした舞台にしよう、とアタマ回してるようにすら見て取れない。
確か私が大学卒業前後から活動してる団体であり作演だった、と思う。二度ほど観たはずだけど、企画が突飛で集客が良い割に舞台その物は面白く無かった、という記憶くらいしかない。
ハッタリかまして終演日まで客入れてアガリを出せばそれでビジネス自体は成立するんだろうけど、そこで提供するのがあの程度の物ならば「じゃあ芝居じゃ無くて良くねぇ?」と思ってしまう。
でもこれはキリスト教と出雲神話で死後の世界の論争するようなもんで、絶対的な価値観の違いだから良し悪しで割り切る物ではない。
むしろ原発問題や少子化問題より『金儲け』を謡ったパーティーを政権与党にするような国に於いては、私みたいに現場で下らない演劇論を戦わせる貧乏オッサン俳優よりはこの団体様の姿勢の方がむしろ正しいんだろうけど……ね^^;